折りたたみ式スマホは今後普及するのでしょうか?
Samsungが発表した日本時間2月12日に発表した「Galaxy Z Flip」。Galaxy FoldやHuawei Mate Xとは異なり、ガラケーのように縦方向へ折り畳みできるスマホとして話題になりました。
Samsungが「フレックスモード」と呼ぶ縦折り式の画面分割システムですが、実はGoogleがソフトウェア開発を支援していたことが明らかとなりました。
他のスマホメーカーもすぐフレックスモードを利用できる
Samsungは「(フレックスモードの開発を)Googleと協力した」とコメントを発表。一方Googleは「まもなく他の携帯電話メーカーも(フレックスモードを)利用できるようになる」と発言しています。ただし具体的なリリース日などは明らかにしていません。
Androidではすでに折り畳み式デバイスを正式サポート中
Googleは、Galaxy FoldやHuawei Mate Xなどの「横方向への折り畳み機能」の開発者向けのデベロッパーサポートプログラムをすでに正式提供しています。Android DevelopersではAndroid 10から折り畳み機能を本格的にサポートし、アプリ開発者向けの情報を公開しています。
記事執筆時点ではフレックスモードのような「縦方向への折り畳み機能」に関する記述は確認できません。とはいえGoogleが発表したように、まもなく縦折りスマホ向けのディベロッパー向け情報が公開されることでしょう。
フレックスモードは上下で画面分割できる
海外ニュースサイト「The Verge」はYouTubeチャンネル上で、Galaxy Z Flipの紹介動画を公開しています。動画内ではGoogleの通話アプリ「Google Duo」を、上下に画面分割して利用している様子が確認できます。
上画面を120°ぐらいの位置で固定すれば、自撮りしながら相手の映像を確認できます。下画面では通話ボタンやマイクのON/OFFボタンらしきものが確認できます。ビデオ通話用としてはとても使いやすそうですね。ただしXperia 1などのように、YouTubeアプリを立ち上げながらブラウザを起動、といったマルチタスクにも対応しているのかは現時点で不明です。
Galaxy Z Flipは日本ではauでの取り扱いが決定しました。2月下旬以降にauで発売開始する予定です。なお、グローバル版は2月14日にすでに発売開始しています。是非チェックしたいですね。
Source:The Verge
強度と引き換えにしてまで縦に折り畳むメリット