スマートフォンのベンチマークでおなじみのAnTuTuが、9月のベンチマークランキングを発表しました。ランキングは二つに分かれており、ハイエンドカテゴリーとミッドレンジカテゴリーがあります。
各社が自社でSoCを開発する流れや、MediaTekやHiSiliconなどの躍進も見られますがハイエンドカテゴリーはクアルコムが独占する形となりました。
AnTuTu 9月のランキング【ミッドレンジカテゴリー】
まずはミッドレンジカテゴリーから見ていきましょう。トップはRedmi 10X Proで397,963点、2位はRedmi 10Ⅹの392,236点、3位はHonor 30の385,312点となっています。1位と2位はMediaTekのDimensity 820を搭載し、3位はKirin 985を積んでいますね。
ミッドレンジカテゴリーでは、DimensityとKirinの搭載機種が上位を占め、Snapdragonの搭載機種は9位と10位のみに位置しています。
AnTuTu 9月のランキング【ハイエンドカテゴリー】
ハイエンドカテゴリーでは1位がvivo iQOO 5 Proで663,752点、2位が弟分のvivo iQOO 5で662,165点、3位はXiaomi Mi 10 Ultraで648,624点でした。興味深いのはSnapdragon 865+よりもSnapdragon 865を搭載している機種のほうがスコアが高くなっている点です。
もちろんAnTuTuとの相性などもあるかと思いますが、4万点ほど差がついているのを見ると少々気になりますね。何かパフォーマンスを発揮しきれない原因があるのでしょうか。
ハイエンドカテゴリーは1位から10位までをSnapdragonの搭載機種が独占。SoCそのものが高額なこともありますが、安定した強さを見せています。しかし他のメーカーもメキメキ成長しており、1年後は状況が変わっているかもしれません。
Source: AnTuTu
antutuなんて気にするのはゲーマーとガジェットオタクくらいかな?