Motorola Edgeシリーズ最新モデル、moto edge X30、S30が中国にて正式発表。X30は、Snapdragon 8 Gen 1を初搭載し、メイン、超広角レンズに50MP、インカメラに60MPセンサーを採用している点が特徴的なモデルとなっています。
moto edge X30
- Snapdragon 8 Gen 1
- 6.7インチOLEDディスプレイ(中央パンチホール)
- 144Hzリフレッシュレート・576Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 5,000mAhバッテリー、68W充電に対応(13分で50%充電可能)
- リアカメラ:50MPメイン(OV50A f/1.88 1/1.55 2.0μm OIS)+50MP超広角兼マクロ(f/2.2 1/2.8 1.3μm 117°)+2MP深度
- インカメラ:60MP(f/2.2 1/2.8 1.2μm)
- ステレオスピーカー Dolby Atmos
- NFC
- MYUI 3.0(Android 12)
- ?×?×?mm、194g
SoCには、先月末に発表されたばかりのSnapdragon 8 Gen 1を初採用。
総合性能を測るAntutuスコアは1,061,361点、CPU性能を測るGeekBench 5のシングルスコアは1,235点、GPU性能を測るGFXBench Manhattan 3.0のスコアは267fpsとのこと。
冷却においては、総冷却面積は13,261.47㎟となり、王者栄耀を45分プレイ後の端末最高温度は37.6℃とのこと。
バッテリーに関しては、容量は5,000mAhと比較的大容量に。これまで充電速度は控えめなMotorolaでしたが、今回は68W対応と、最近のスタンダードレベルに。13分で50%まで充電が可能としています。
カメラでは、深度レンズを除き、メイン50MP、超広角50MP、インカメラ60MPと高画素センサーを複数採用。メインレンズはOmniVision製のOV50Aを初採用し、OISに対応。またインカメラでも、60MPもの高画素センサーの採用は世界初となっています。
ソフトウェアにおいては、Android 12をベースとし、Motorolaのカスタムスキン最新バージョンとなる、MYUI 3.0を搭載。
Android 12が基になっていることもあり、UIは全体的に刷新され、カメラやマイクが使用されている際のアイコン表示などに対応しています。
また、モニターなどに繋いで、端末がデスクトップモードとなるReady For 3.0にも対応。
その他の特徴としては、心拍数だけでなく、SpO2計測にも対応している模様です。
約5.7万円から
カラーは秋桐影(ブルー)、琼台雪(ホワイト)の2色のみとなり、予約は既に受付を開始。現地時間12月15日午前10時(日本時間同日午前11時)販売開始となり、その価格は以下の通りです。
- 8GB+126GB 3,199元(約5.7万円)
- 8GB+256GB 3,399元(約6万円)
- 12GB+256GB 3,599元(約6.4万円)
また初回販売価格はそれぞれ200元引きとなり、順に2,999元(約5.3万円)、3,199元(約5.7万円)、3,399元(約6万円)となっています。
moto edge X30 画面下インカメラ版
画面下インカメラを採用した、moto edge X30 画面下インカメラ版も同時発表。基本的なスペックは、Snapdragon 8 Gen 1搭載など通常版と同じようで、インカメラにも同様の60MPセンサーを採用しており、カラーは秋桐影(ブルー)のみの模様。
RAMストレージ構成は12GB+256GBモデルのみとなり、価格は3,999元(約7.1万円)となっています。
moto edge S30
- Snapdragon 888+
- 6.8インチFHD+ LCDディスプレイ(中央パンチホール)
- 144Hzリフレッシュレート・576Hzタッチサンプリングレート
- 6/8/12GB LPDDR5 RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 5,000mAhバッテリー、?W充電に対応
- リアカメラ:108MPメイン(1/1.52 2.1μm)+13MP超広角兼マクロ(121°)+2MP深度
- インカメラ:16MP
- Dolby Atmos
- MYUI
- ?×?×?mm、?g
こちらは先月グローバル発表されたMoto G200の中国版となり、SoCにはSnapdragon 888+を採用。Antutuスコアは85.8万点とのこと。
ディスプレイはLCDとなり、その値段も約3.6万円からと、廉価版フラッグシップモデルといった位置づけとなっています。
約3.6万円から
カラーは魅影黑(ブルー)、冰川蓝(薄緑色グラデーション)の2色のみとなり、予約は現地時間12月12日午前0時(日本時間同日午前1時)より受付開始。現地時間12月12日午前10時(日本時間同日午前11時)より販売開始となり、その価格は以下の通り。
- 6GB+126GB 1,999元(約3.6万円)
- 8GB+126GB 2,199元(約3.9万円)
- 8GB+256GB 2,399元(約4.3万円)
- 12GB+256GB 2,599元(約4.6万円)
こちらも初回販売価格はそれぞれ200元引きとなり、順に1,799元(約3.2万円)、1,999元(約3.6万円)、2,199元(約3.9万円)、2,399元(約4.3万円)となっています。
また、同様にSnapdragon 8 Gen 1搭載で本日発表と見られていたrealme GT 2 Proの発表は、本日はありませんでした。同SoC搭載のXiaomi 12も年内に発表とされており、realme GT 2 Proも同SoCの採用を公表していることから、近くに発表となることでしょう。続報に期待です。
Source : 発表会生放送
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