昨年8月にアメリカで発売されたSurface Duoの価格が400ドル(約4.2万円)引き下げられ、999ドル(約10.5万円)となりました。
Surface Duoは近々ヨーロッパでも発売予定です。ヨーロッパ価格は(少なくとも当面)アメリカの値下げ前の水準(日本円換算で15万円強)に設定されるようです。
マイクロソフトがSurface Duoの先進国市場での展開を重視しているとすると、日本発売も今後ありうるかもしれません。
Surface Duoは法人の利用を想定したダブルスクリーン端末
Surface Duoの主なスペックは以下のとおりです。
- SoC : Snapdragon 855
- RAM(メモリ) : 6GB
- ROM(ストレージ) : 128GB / 256GB
- ディスプレイ:5.6インチ2枚、あわせて8.1インチのPixelSense Fusionディスプレイ
- カメラ : 11MPシングルカメラ
- バッテリー : 3,577mAh、18W急速充電
- 畳んだ状態で9.6mmの厚さ
最大の特徴は見ての通り折りたたみ式のデバイスであること。縦横比は書籍に近く、左右に違うアプリを開いて文庫本のような感覚で利用することが可能です。
また、MicrosoftはAndroidアプリに加えて同社のクラウドサービスのMicrosoft 365が利用できるため、外出先でも2画面を利用したオフィスワークが簡単にできることや、クラウド経由の仮想デスクトップ機能でAndroid上で完全なPC版のWindows 10を動作できること、そして業務レベルのセキュリティをアピールしています。
日本でも仮に10万円強で発売されると、Galaxy Z Fold2 5G(au価格で税込24万円)よりはかなり安く、一定の需要はありそうです。まず、Surface Duoのヨーロッパ価格が近々値下げされるのか注目しましょう。
Source: Microsoft(アメリカ)、Microsoft(ヨーロッパ)
855からグレードアップ無しなのか…