つい先日Dimensity 1200および1100を発表したMediaTek。競合他社が既に5nmプロセス製造チップを出している一方、Dimensity 1200 / 1100は6nmプロセス製造と、他社と比べ少し遅れを取っています。同社初となる5nmプロセス製造のDimensity 2000は、来年登場となる模様です。
OPPO、Vivo、Honorが採用予定
著名リーカーDigital Chat Station氏がシェアしたロードマップによると、5nmプロセス製造のDimensity 2000は2022年第1四半期(1~3月)に登場するとのこと。またその採用メーカーとして、OPPOおよびVivo、Honorが挙げられています。
また今回発表されたDimensity 1200の採用メーカーとしてもOPPOおよびVivoの名が見られ、今後これらのメーカーからも同SoC搭載機が発表されるものと思われます。
性能の上がり幅はそれほど大きくないか
Digital Chat Station氏によると、Dimensity 2000はCPUにCortex-X2およびCortex-A79、そしてGPUにはMali-G79を採用しているとのこと。
ARMによって公開されたスライドにある2021年のMatterhorn世代がCortex-A79と見られており、今回のDimensity 1200に採用されているCortex-A78と比べると、性能の上がり幅としてはそこまで大きなものではないようです。
MediaTekはDimensityの登場により勢いづいており、昨年の第3四半期においては、スマホ向けSoC市場においてシェアトップを獲得しています。果たして、5nmプロセス製造SoCによりさらなる躍進を遂げることとなるのでしょうか。MediaTekの今後に期待が高まります。
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