Docomoはケーブルをプラスチック小片でつまむだけで通信エリアを構築できるアンテナを開発し、60GHzでの通信実験に成功したことを発表しました。この技術により5Gとその先の6Gにおける高周波数帯のエリア化が容易にできるようになることが期待されます。
どこでもアンテナが作れる技術
このアンテナは、電波を運搬するケーブル(誘電体導波路)の任意の箇所を洗濯バサミのようなプラスチックでつまむことでそこから電波を外部に放出するというもの。これにより、一本のケーブルのどこをつまんでも通信エリアが生まれるため、必要なときに必要な場所に高速通信網を構築することが可能になります。
直進性が高く障害物に弱い高周波数帯の電磁波が利用される5Gや6Gなどの高速通信においてこのアンテナが実用化されれば、人や機材が遮蔽物となりえる工場やオフィスでの高速通信網が柔軟に構築できたり、災害時に大容量通信が必要な場所にアンテナを集中させるといった使い方がかんたんにできるようになります
仕組みと問題点(推測)
ここからは筆者の推測となりますので話半分に聞いてください。
仕組みを考えるヒントは光ファイバー
まずはどんな仕組みなのか考えてみましょう。
日経クロステックより
電波を運搬するケーブル(誘電体導波路)はその名の通り誘電体(絶縁体)でできたケーブルです。光ファイバーのようなものをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
光ファイバーの仕組みとしては屈折率の違う2種類の素材の中に電磁波である光を通し、中で全反射させることで情報を光速で伝搬しています。入射角が鈍角になればなるほど外へ光が漏洩してしまうため、傷や曲げに弱いという特徴があります。
そこで、このケーブルに力を加えて少しだけ曲げたり直径を変えることでそこから電磁波が外に漏洩することが想像できます。今回の技術はそれを応用したものだと思われます。
なぜ60GHzなのか
今回の発表では60GHzでの通信実験に成功したと発表されていますが、なぜ実用化されている28GHz(いわゆる5Gのミリ波)で行わなかったのでしょうか。
6Gに向けた実験だからというのもあるとは思いますが、28GHzでは難しいからだと考えるのが妥当だと思います。光ファイバーは漏洩率が低い波長を選択して通信が行われています。つまむだけでアンテナにするのに最適な波長が60GHzだったのではないかと思われます。
最適波長はケーブルの素材に依存します。ひょっとしたら5Gでもこのアンテナが利用可能なケーブルも開発されるかもしれませんね。
考えられる問題点
最大の問題点は耐久性でしょう。
ケーブルに力を加えて電波を漏洩させているとなると、それが原因でケーブルに異常が出ると全通信に影響が出ます。耐久性をどこまで上げられるかがポイントとなると思います。
また、先述のように60GHz以外の波長で使えるのかや、どこまで制御できるのかなどもポイントだと思います。
この技術についての詳細は2021年2月4日(木曜)~7日(日曜)にオンライン上で開催される「docomo Open HouseTM 2021」にて公開される予定となっています。
Source : NTTドコモ
本人のTwitter
雪降ってるんだがこはいかに????
1月25日
チャーハンに入れるチャーシュー、事前に醤油砂糖紹興酒八角で中華風の下味つけると優勝できる旨さになるのでまじでおすすめ
1月25日
すげぇ、サムネも作例も勝てへん…
カメラとしての使い勝手は似たような感想。Pro持ってないから気になってたApple ProRAWについても触れらてててすごく参考になる!
引用ツイート
すまほん!!5G
1月23日
もつ鍋作った
1月22日
MOFT,MagSafe対応でようやく使いやすそうだなと感じたのでかってみようかなぁー
1月21日
gizmodo.jp
1月21日
GMが出るから妥当といえば妥当か
とはいえレンズは資産なのにここまで値崩れすると辛いものがあるな
1月21日
欲しくなるぅー!!!
1月21日
【朗報】ソニーツアイスのSEL35F14Z、一日で18万円から12万円へ値下がり
価格.com – SONY Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA SEL35F14Z 価格比較
1月21日
こういうスマホ×旅記事書きたいなぁ~
たびのび】日本の伝統文化に触れる。情緒豊かな金沢の旅
1月21日
なるほど。
常時ストロングゼロキメてIQ下げた方がいいってことだな?
引用ツイート
rei@生きてるだけで疲労困憊発売延期
1月20日
光ファイバーみたいなのイメージしてるんだけどさ、力を加えて歪ませることで意図的に電磁波を漏洩させるってことでしょ?
60Hzでしかできてないのは漏洩率の問題なのだろうか。制御できるのであれば画期的だねぇー