サムスンは2020年の折り畳みスマホ市場において約90%のシェアを獲得する見込みのようです。今年の折り畳みスマホの世界出荷数は約120万台と、スマホ市場全体の0.1%に満たない規模ですが、今後数年で急成長が見込まれています。
画像ソース: DSSC
現時点のサムスンのライバルはHuaweiとMotrola
2020年時点におけるサムスンの主なライバルはHuawei(Mate Xシリーズ)とMotrola(Razr 5G)でしたが、現状はサムスンの圧勝のようです。サムスンも2019年は苦しみましたが、2020年に入って発売したGalaxy Flip / Z Flip 5G / Z Fold 2 5Gはまだまだ高価格帯(最低でも15万円)ではありますが、市場の期待値から大きくは外れてなかったようです。
サムスン今後は折り畳みディスプレイの外販も進めていく方針です。サムスン製ディスプレイを採用するかは不明ですが、Google / Apple / Xiaomi / Vivo等の大手メーカーが参入を検討しているようです。
調査会社DSSCは、5年後の2025年には折り畳みディスプレイの出荷台数は年間1億台近くになると予想しています。この予想が正しいとすると、5年後には5~10%のスマホが折り畳み型になっているということになります。特にハイエンド機の何割かが折り畳み機になっているということです。
予想通り折り畳みディスプレイ/スマホが拡大するためには、Apple等の大手メーカーによる採用に加えて、低価格化が必須でしょう。サムスンはGalaxy Z Flip Lite(廉価版)を開発中と噂されています。この機種が10万円($1000)にどこまで近い価格設定になるかが、2021年前半の一つの注目ポイントでしょう。
Source: DSSC via: phoneArena
Galaxy Z Flip Liteがもし10万だとしても買う人どれくらいいるのかな?
今のスマホの大きさが半分になるメリットってあんまりたいしたことない気が…