中国の広東省に本社を置くスマートフォンメーカー、OnePlusは世界最大級の携帯電話関連展示会、MWC2019 (Mobile World Congress)にて、5G対応スマートフォンのプロトタイプを発表します。
展示されるプロトタイプには、クアルコムの5G対応スマートフォン向けのSoC、「Snapdragon 855」が使われています。
MWCのクアルコムのブースでは、プロトタイプを使って5Gクラウド経由でストリーミング配信されるゲームの体験プレイができる、とのことです。
5Gスマホのために、OnePlusは入念に準備してきた
OnePlusは数年前から、5Gスマートフォンの研究、開発を進めてきました。
まずはじめに、2016年に自社独自の研究所を開設。その翌年には、クアルコムとの協業をはじめました。
そして2018年12月のプレスリリースにおいて、イギリスの通信会社、EEとの協業を発表しました。この協業の目的は、ヨーロッパで5G対応スマートフォンを最初にリリースすることです。
5G対応で通信の高速化、安定化が期待できる
そもそも5Gとは、4Gにつづく第5世代の通信技術のことです。端的に言えば、現状のものよりも通信の高速化、安定化が可能になります。
そのため5Gの普及により、オンラインゲームやスポーツなどの生中継で遅延を感じにくくなる、と言われています。
5G対応Oneplusの実機がどのようなものになるのか期待しましょう。本モデルはプロトタイプですが、おそらくOneplus 7もしくはOneplus 7Tで5Gに正式対応するはずです。
MWCは2月25~28日、スペインのバルセロナにて開催される予定です。
Source: Telecom
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