国際市場に参入してから6年、vivoがとうとうヨーロッパに進出します。ミドルハイモデルのvivo X51 5Gやライトユーザー向けのvivo Yシリーズを引きさげて、イギリスを始めとしたヨーロッパ市場に参入です。
まずは様子見か
ヨーロッパと言っても、スウェーデンやボスニア・ヘルツェゴビナなど様々な国がありますが、今回vivoが参入したのはドイツ、ポーランド、スペイン、フランス、イタリアの5ヵ国とイギリスです。
参入に伴い発表したのは、vivo X51 5G(vivo X50 Proのリブランドモデル)とvivo Y70、Y20s、Y11sの計4機種。内の最初の3機種は既に他の市場にて発表されていますが、最後のY11sはSnapdragon 460、5000mAhバッテリー、6.51インチHD+ LCDディスプレイ搭載の新モデルとなっています。同社の最上位モデルはvivo NEXシリーズですが、こちらの投入は今回はありません。
また、vivoはより多くの消費者にスマートフォンを届けるため、ヨーロッパ中のキャリアや販売者と協議中であり、将来はスマートフォンだけに限らず他のスマート製品を展開する予定だとのこと。
Funtouch OSはより素のAndroidに近く
vivoは今回、ヨーロッパのフットボールのチャンピオンズリーグ、UEFA(2020と2024年)とのパートナーシップ契約を結んだことも明らかにしており、vivoが過去にFIFAとのコラボモデルを出していることを考えると、今回も同様にUEFAとのコラボモデルが出るのかもしれません。
さらに、ヨーロッパの消費者のニーズに合わせるため、vivoのカスタムOS「Funtouch OS」のインターフェースをより素のAndroidに近づける予定もあるとのこと。同OSは、癖が強いことが有名でしたが、これを機により扱いやすいものとなりそうです。
日本進出にも期待
現在、vivoは30以上の市場に進出しており、全世界において約9%のシェアを誇ります。今回参入したヨーロッパ市場には、スマホ投入からまだ2年ほどのOPPOやXiaomi(アクセサリーは2015年から)など、他の中国メーカーも存在。特にXiaomiはヨーロッパで絶好調であり、今後、同社が競合他社を相手にどのように戦っていくのか注目です。
また、vivoは日本に開発拠点を設けており、ヨーロッパ市場進出から日本進出となったXiaomiのように、日本上陸となるのか期待したいですね。
Source:GSMArena
二文目だけど、UKを他から分けてるのはEU離脱した英国への皮肉ですか?