Googleの新しいミドルレンジスマホ、Pixel 4aの売れ行きは(少なくともアメリカでは)好調なようです。Pixel 4aはアメリカ・カナダ・オーストラリア・台湾・シンガポールでは予約販売が開始されています(日本では8月14日から)。
魅力は圧倒的な安さ
8月4日に発表されたGoogle Pixel 4aはアメリカ国内での定価が349ドルと、ライバルとなるiPhone SEの399ドルより50ドルも安価です。さらには昨年発売されたPixel 3aをもしのぎます。
アメリカ家電量販大手のベストバイのウェブサイトでは、SIMフリースマートフォンのカテゴリにおいてPixel 4aが販売台数一位に。ベストバイによる割引も込みで299.99ドルとかなりの低価格になっています(8月7日時点)
また、Amazonでは注文が殺到したためか、全米の倉庫からPixel 4aの在庫が一掃されてしまう事態になっています。現在もAmazonの販売ページでは「只今購入不可」の表示が続き、それでもなおSIMフリースマホカテゴリではランキング2位に君臨しています(8月7日時点)
一方、昨年のフラッグシップモデルであるPixel 4の売れ行きはイマイチのよう。GoogleはPixel 4aの発表直後、「在庫がなくなったから」と早々にアメリカでのPixel 4の直販を取りやめ、近日中に後継のPixel 5シリーズを発表することを予告しています。後継の発売後も半年ほど販売を続け、製品寿命が18ヶ月ほどあったPixel 2やPixel 3と比べればGoogleの熱量の差は明確です。
日本では8月20日から
そんなPixel 4aは、日本ではまだ発売されていません。8月14日から予約受付が開始され、発売は8月20日に予定されてます。
日本でPixel 4aのライバルとなるスマホはアメリカと同じくiPhone SEと考えられますが、ここでもアメリカのような健闘を見せてくれるのでしょうか。日本での定価は4万2900円と、(FeliCa対応があったにせよ)アメリカと比べて若干高価なのは気がかりです。
それでも十分安く、対するiPhone SEも4万9280円から。価格面でのアドバンテージは用意できています。今控えるPixel 4a 5G、Pixel 5などのカードもGoogleの武器です。
Source:phoneArena
5G移行期で割高な5G対応ミドル買うか安いけど型遅れミドル買うかみたいな状態の中Google謹製ミドルがこの価格で出てくればそれは売れるだろうなー