vivo S7 5Gが正式発表されました。Snapdragon 765Gを搭載し、価格は約4.3万円からです。コスパ機に強みを持つvivo製スマホとしては、特別に高コスパ機ではありませんが、自撮り機能に強みを持つ特徴あるモデルです。
主なスペック - インカメラのが高解像度でデュアルカメラ
主なスペックは以下の通り。
- Soc:Snapdragon 765G
- メモリ+容量:8GB + 128GB/256GB
- ディスプレイ:6.44インチFHD+ (AMOLED)
- リアカメラ:64MP + 8MP + 2MP
- インカメラ:44MP + 8MP
- サイズ(mm):高さ 158.82 ×幅 74.2 ×厚さ 7.39
- 重さ:170g
- バッテリー容量:4000mAh(33W急速充電対応)
自撮りが強み、リアカメラも特徴的
vivo S7 5Gの強みはインカメラです。広角の撮影から動画まで十分こなせる、これでもかというほど高性能な仕様になっています。
インカメラは44MPのメインと8MPの広角の2つで構成されています。現状ここまで高画質なインカメラを搭載したスマホは少数です。そのうえ、「スーパーナイトシーン」のアルゴリズムが改善され、夜間にも強くなったとのこと。広角カメラも、友達や恋人などと複数で撮影するときに便利そうですね。
インカメラでの動画撮影も4K 60FPSに対応。動画手振れ補正もしっかりとかかるようです。
リアカメラも特徴的です。端末左上に大きな64MPのメインカメラがあり、その下に8MPの超広角カメラ、白黒の2MPカメラのトリプルカメラ構成です。
こちらもインカメラと同様に、動画の手振れ補正を備えています。また、リアカメラとインカメラで同時に動画撮影できる機能も搭載されているそうです。
コスパよりもカメラ重視のミッドレンジスマホ
vivo S7 5G 価格
- 8+128GB版 2798元(約4.3万円)
- 8+256版 3098元(約4.7万円)
vivo S7 5Gの価格は約4.3万円から。同じSnapdragon 765Gを搭載したvivo iQOO Z1xが約2.5万円だったことを考えると、ミッドレンジとしてのコスパは劣る印象です。
ただし、vivo S7 5Gは高性能なカメラやAMOLEDディスプレイを搭載しているなど、どちらかというとハイエンド志向な完成度になっています。ゲーム性能やコスパを求めるユーザーはiQOOシリーズ、カメラなど全体的な完成度に拘るならS7 5Gと差別化しているのかもしれませんね。
筆者としては、重量が170gと軽めになっているのが高評価でした。ただ、高性能なインカメラを搭載するためとはいえ、ノッチの形状が若干安っぽくレトロな印象を受けます。
なお、vivoは120W急速充電に対応した「iQOO 5」とみられるスマホを今月中にも発表すると予想されています。iQOOシリーズはコスパの良い端末が多いため、こちらの発表も楽しみです。
Source:公式サイト
UI強化してくれ