Xiaomi Poco F2 Proは2020年5月に発売されたスマートフォンで、6.67インチディスプレイやSnapdragon 865を搭載しているのが特徴です。
投稿してくださったにょーー様、ありがとうございました。
目次
Xiaomi Poco F2 Proのスペック概要
基本スペック | |
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ディスプレイ | 6.67インチ, 1080 x 2400, 有機ELディスプレイ, 395ppi |
サイズ | 163.3 x 75.4 x 8.9mm, 219g |
システム | |
OS | Android 10 |
Soc | Qualcomm Snapdragon 865 |
CPU | Kryo 585 8コア, 2.84 GHz |
メモリ(RAM) | 6GB / 8GB |
ストレージ | 128GB / 256GB, sd_card microSDスロット無し |
カメラ | |
メインカメラ | camera_rear 64 + 13 + 5 + 2MP, F値/1.9, クアッドカメラ, LEDフラッシュ, PDAF |
メインカメラ特徴 | camera |
前面カメラ | camera_front 20MP, F値/-, ポップアップ式カメラ |
センサ類 | 画面内指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス |
機能 | 防水 防滴, イヤホンジャック あり |
その他特徴 | ハイレゾ対応 |
バッテリー | battery_charging_full2.0, Type-C 1.0, 4700mAh |
購入について
購入の決め手
アンチノッチ、パンチホール民にとっての最終兵器だと感じたから
購入場所・購入時期・購入価格
購入場所:ETOREN
購入時期:2020年7月
購入価格:送料込みで63,300円
購入モデル
Poco F2 Pro、本体色はネオンブルー、8/256GBモデル
化粧箱・付属品
化粧箱は縦長で、スマホ本体も大きいため、割とギリギリなサイズ感です。イエローのアクセントの効いた、しっかりとした箱です。
1段目は説明書2枚とカバー、2段目は本体、3段目は充電器と充電コードという形で収納されています。
カバーは柔らかく透明のもので、充電器は最大33Wとなっており、充電は本体の最大スペックである30W充電ができるようです。コンセントは日本でも使える2口のものでした。
本体デザイン
背面はガラスで、公式画像ではマットのような印象を受けますが、実際は鏡面となっています。指紋は付きやすく、本体の写真を撮ると風景がかなり映り込みます。
カメラは出っ張ってはいますが、中央にあり、2~3mmと小さめなため、それほど気にならないのではないかと思います。
背面から側面や正面へはシームレスな曲面となっており、縦の長さと比べると横幅は小さいため、持ちやすい形状ではあります。ただ、カバーなしで219gという重さに加え、縦がかなり長いこともあり、片手で持ちながらの操作は厳しめです。
側面は、電源ボタンがオレンジ色でアクセントになっており、正面はほぼ全てがディスプレイで、上部に細いスピーカーがあります。
総じて質感は高いですが、片手操作は厳しい端末だと思います。
ディスプレイ
ディスプレイは有機ELで20:9のフルHD+です。60Hzリフレッシュレートで、一般的なスペックだと思います。
色味も変な感じはなく、前に使っていたモデルが液晶だったため、さすが有機ELと感じました。一番暗くしてもしっかりと発色してくれるため、寝る前でも見やすいです。
ソフトウェア・アプリ
プリインストールアプリは、Google系とXiaomi系、中華ゲーム、Facebook、TikTokなどが入っていました。一部のGoogle系とXiaomi系以外は、アンインストールもしくは無効化することができます。
UIはMIUIと呼ばれるXiaomi系のUIです。大きな特徴として、操作がAndroidの3ボタン式(戻る、ホーム、メニュー)と、iPhoneXのようなジェスチャー式から選べることが挙げられます。
また、3本指でスワイプするとスクリーンショットが撮れるなどのジェスチャー機能に加え、ロングスクリーンショット機能や、クイックボールと呼ばれるショートカット機能、片手操作モード、ゲームモードなどの機能があります。
私はNova launcherを使っているため、プリインのPOCOランチャーでは細かい設定ができずに使いにくかったり、警告の文章がうっとうしい時があったり(時々でる警告が、数秒待たないとOKできないようになっている)、やたらと同じパスワードを聞いてくるときがあったりと、違和感をおぼえるところもあります。
ただ、全体としては良いOSだと思いますし、サポート期間が(基本的に)長いこともMIUIの良い点ですね。
動作・ゲーム性能
さすがはSnapdragon 865、非常に快適に動作しています。AnTuTu計測は1回のみですが、約58万点でした。30度近い気温でしたがなかなかのスコアです。Geekbenchは3回測ったスコアの平均で、シングルが896、マルチが3263でした。
カメラ性能・写真サンプル
Xiaomiの端末にはAIカメラが搭載されており、シチュエーションに応じて色味を調節する機能があります。主に使うのはテキストモードとナイトモード、フードモードの3つですが、認識率はかなり良く、「映える」よう色調を調節してくれるのでありがたい機能だと思います。
他にも、最大960FPSのスローモーションやポートレート、64MP撮影、パノラマ、マニュアル撮影のモードがあります。
この機種では、広角カメラが0.6~0.9倍、64MPが1~10倍を担当しており、マクロカメラはマクロ撮影専用となっています。また、64MPモードもあり、1~2倍で撮影できます。マクロカメラはスマホとしてはユニークなカメラで、2cm以内に近づき、かつ固定できることが条件ですが、スマホとは思えない写真を撮ることができます。
まず、阪急電車を。細かいところまで鮮やかに撮れてはいますが、本物のマルーンカラー(正面)と比べると、ちょっと赤みが強いかなといった印象です。
次に、カメラごとの比較です。通常モード、2倍ズーム、0.6倍広角、64MPの写真です。
64MP写真はギャラリーアプリにて2段階ズームできるようになっており、細かいところまで見れるようになっています。また、素人が両手で保持して撮っただけですが、どの写真もブレがなくてさすがだなと感じます。
次は夜の写真です。夜景モード、通常モード(AI、HDRあり)となっています。夜景モードは時間をかける分、光源が暗いところもしっかりおさえている感じがします。AIモードは全体が明るく、白っぽく調整されていますね。映えている感じがします。前述のAIカメラの機能が発揮されているようです。
最後にマクロカメラの写真をいくつか。目に見えないようなところまで撮れるので、どれを撮ろうと考えるのもまた面白いです。綿棒の質量感が凄いです。
AIカメラで映えさせる、64MPの圧倒的な解像度、広角やマクロなどユニークなレンズで、どんな人でも安定して面白い写真を撮ることができると思います。
スピーカー・音質
スピーカーは基本は底面の1つで鳴らしていて、画面上部のものはおまけ程度になっています。音質も平均的です。ステレオかつ大きいスピーカーを持つiPad 6には及びません。
一応イヤホンジャックはあるため、外付けのスピーカーを使うことはできます。
出力に関して、Poweramp上では、有線はハイレゾ(24bit192KHz)、BluetoothはLDAC出力(24bit 96KHz)まで対応しているようです。
電池持ち・充電速度の印象
購入直後ではありますが、セーブして1日持たせていた前のスマホよりはかなり良いと思います。実際、あるバッテリー計測サイトでも上位に食い込んでいます。それなりのヘビーユーザーでも1日は普通に使えると思います。
その他
私がこの機種を買った大きな理由が、「ポップアップカメラ採用のフルスクリーン」という点です。その名の通り、前面カメラがにょきっと出てきます。
これによって、前面は完全なフルスクリーンとなっていることに加え、全体的にベゼルもかなり薄いため、圧倒的な没入感を味わえます。この感じ、プライスレスです。
まとめ
良い点
②青色のカラーリングがかっこいい
③Snapdragon 865搭載機の中では安め
④カメラが多機能
⑤バッテリー持ちが良い
⑥イヤホンジャックあり
⑦OSサポートが(おそらく)長い
悪い点
②対応バンドの力不足感
③フルスクリーンのため、フィルムが貼りにくい
④防水が(スペック上)無い
全体的な感想
Redmi K30 Proの発表時から狙っていたこの端末ですが、やはり買って良かったと思えます。それなりに悪い点もありますが、それらが些細なことと思えるような多くの長所を持つ端末です。
ノッチやパンチホールが嫌いで、スマートフォンが多少大きかったり重かったりしても問題ない方にはかなりおススメできます。ユニークな機能を持ったカメラ、フルスクリーン、ポップアップカメラ、イヤホンジャックなど、「これ以外無い」と思わせる端末だと感じます。
発表時の価格よりも安くなっていますし、高性能機としてはかなりお買い得ではないでしょうか。皆さんの選択肢の中に、この機種が入れば嬉しく思います。
評価:4点/5点満点
価格・購入先
Poco F2 Proの 6 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 59,000円でした。購入時の参考にどうぞ。現在、通販サイトでの購入が可能です。
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