中国版Mi 10及びMi 10 Proで、Android 11ベースのMIUI 12ベータ版がテストされています。
XiaomiはMIUIのアップデートは充実している一方、Androidのバージョンアップへの対応はそれほどスピーディーではありませんでした。今後はAndroidのバージョンアップへの対応も迅速に行っていく方針のようです。
Xiaomi端末初のAndroid 11搭載へのステップ
なお、現在実行されている公式のAndroid 11のベータテストは、カスタムされていないバニラAndroid OSのみです。今回中国版Mi 10シリーズ向けにXiaomiがテストを始めたのは、MIUI 12のベータ版(Android 11がベース)です。
MIUI 12ベータ版(Android 11がベース)では、一部のAndroid 11の機能のみ利用可能になっているようです。MIUI 12も比較的新しいため、Android 11ベータと組み合わせると様々なシステムが不安定になる恐れがあります。Xiaomiは、ベータ版は様々な不具合を起こす可能性があるため、開発者に限って利用するように薦めています。
基本的にこのMIUI 12ベータを利用できるのは許可されたMiアカウントのみになっています。制限を回避する方法はあるようですが、非常に複雑です。こちらで手順が説明されています。
Android 11は9月8にもに正式リリースの予定
Android 11の新機能
- バブル通知
- セキュリティ機能の強化
- メディアコントロール機能の向上
※各機能の詳細はこちら
Android 11は9月に正式リリースされる予定です。Android 11は「人々、コントロール、 プライバシー」をテーマとしており、よりユーザビリティが高まったOSとなっています。
Xiaomi端末のAndroid 11への対応が早くなれば嬉しいですね。グローバル版XiaomiスマホのMIUI 12の配信も中国版に1~2ヶ月遅れではじまっています。Android 11ベースのMIUI 12の安定版の配信がいつになるか分かりませんが、Android 10ベースのMIUI 12と同様に、中国版から配信開始となるでしょう。
Source:xda-developers
AndroidのBetaは結構機能なくなったり仕様変わったりするからなぁ