HUAWEIのサブブランドであるHonorは先日、Honor Play 4およびHonor Play 4 Proを発表しました。どちらも5Gに対応しています。
無印Play 4はこれまでのPlayシリーズ同様のミドルレンジ、新たに登場したProモデルはこれまでのPlayシリーズとうって変わってハイエンドモデル寄りのスペックとなっています。無地Play 4は2万円台~、Play Proは4万円台~、という価格設定になっています。
Honor Play 4 Pro
今回発表された2端末のうち、特に面白い仕上がりとなっているのがHonor 4 Play Proです。
SoCにはKirin 990を搭載、RAMも8GBと大容量。背面カメラは40MPメイン+8MP3倍光学ズーム、フロントカメラは32MP+8MP超広角です。
特筆すべきはメインカメラでしょう。イメージセンサーには1/1.7インチ・RYYBのIMX 600を搭載、高いカメラ性能を期待できます。もちろん4K/60FPSにも対応、AIによる手ぶれ補正により安定した映像を撮影できるとのことです。
また、40W急速充電にも対応しています。超広角カメラが無かったり、液晶ディスプレイ、側面指紋認証など一部のコストカットこそ見受けられるものの、ハイエンドスマホとも張り合えるような端末に仕上がっているでしょう。
ちなみに、一つ前の画像における一番右の青のカラーリングはスマートフォン向けアクションゲーム"崩壊3rd"とコラボしたもので、キャラクターがプリントされたケースも販売されるとのことです。
なお、ストレージが128GBモデルのみ存在し価格は2899元(約4万5千円)。Kirin 990を搭載し5G対応にもかかわらず、5万円を切ってくるのはさすがHonorブランドといったところでしょうか。
赤外線温度計搭載バージョンも存在
また、Honor 4 Proには赤外線温度計を搭載したモデルも存在します。価格は若干値上げして2999元(4万6千円から)。
カメラ下部にある赤外線センサーで表面温度を計測できるとのこと。コロナウイルスの流行に合わせた仕様だとすれば、Honorのフットワークの軽さには目を見張るものがあるでしょう。
体温以外にもアイスの温度であったりとなんでも計測が可能です。とはいえ、計測の際は数cm内に端末を近づける必要があるそうなので炎の温度を図ったりするのには向いていないかもしれません。ちなみにPVでは他にも猫の体温を測ったりしていました。
Honor Play 4
Honor Play 4 Proと同時に、Honor Play4も発表されました。Proのような目立った機能は少ないですが、こちらも魅力的なミドルレンジ機に仕上がっています。
SoCにはDimensty 800を搭載しており、メモリは6GB版と8GB版が存在。カメラは8MP超広角+64MP標準+2MP深度+2MPマクロのクアッドカメラです。
標準カメラのイメージセンサーのサイズは1/1.7インチ、クアッドベイヤーに対応しているとのこと。動画についても4K/30FPS止まりながらも、電子式手ぶれ補正による安定した映像が撮れるとされています。なお、インカメラは1600万画素のパンチホールです。
また、Proには無い液冷システムやイヤホンジャックを搭載し、ひっそりと生活防水にも対応。22.5Wの急速充電にも対応し、全体的に抜かりのないスペックとなっています。
気になるお値段はメモリ6GB版が1799元(約2万8千円)、8GB版が1999元(約3万1千円)です。
とうとうGMS搭載か?書いてないので