この画像はMoto Z3です。
Motorolaは2019年の主力機種であるMoto Z4のSnapdragon Socの次世代最高峰モデルであるSnapdragon 8150を搭載するようです。
Motorolaは今年の8月にMoto Modsに対応した主力機種のMotorola Moto Z3を発表しましたが、Z3のSoCは当時の最高スペックのSnapdragon 845ではなくSnapdragon 835であり、最新のスペックを望んでいた人からすると少しがっかりさせられるものでした。
Moto Z3のスペックはこちらから
Snapdragon 8150を搭載するMoto Z4はMoto Z3の弱点を解決し、処理能力で他社製フラッグシップモデルと遜色のない性能を発揮できることが見込まれます。
Snapdragon 8150は7nmプロセスで作られています。Kirin 980同様に2+2+4のオクタコア構成になっており、省電力でありながらもパワフルで、どんな負荷がかかっても柔軟に対応できる設計になっています。マルチタスク時のスペックはSnapdragon 845はおろか、Kirin 980よりもよく、AppleのA12に迫るほどです。
Snapdragon 8150に関してはこちらから
【追記】Snapdragon 8150はSnapdragon 855として正式発表されました。
また、このMoto Z4はMoto Modsで5Gに対応するようです。
5G Moto Modの様子
Moto Z3ではすでに米国ベライゾンから5G化できる「5G Moto Mod」が発表されており、ベライゾンが5Gのサービスを始める時期、つまり2019年に発売予定です。5G Moto ModはQualcomm Snapdragon X50 Modemが搭載されており、5G通信ができるようになっています。また、5G通信はかなりバッテリーを喰うのか、2000mAhのバッテリーも搭載します。
Moto Z4の5Gに対応するMoto ModsはこのMoto Z3と同じものかそれとも新たに設計されたものかは不明です。
Moto Z4はコードネーム「Odin」で開発中であり、OSがAndroid 9.0 PieでRAM / ROMは32GB / 4GBとなるようです。また、ディスプレイ内指紋認証を搭載するようです。
MotorolaのMoto ZシリーズはMoto Modsで拡張ができるのが大きな魅力です。そこに最高スペックのSnapdragon 8150が搭載されることは良いニュースです。
Moto Modsではなく、Moto Z4本体に5Gモデムを入れても良かったのではないかと感じますが、バッテリー持ちなどの問題を解決する最善策だったかもしれません。また、5Gサービスが暫く使えなさそうな人でも余分な機能にお金を払わなくて良くなる、という点でうまくMoto Modsを活かせているのではないでしょうか。
Source : XDA Developers
そういえばこの子、指紋認証どこにつけるんでしょ
写真見る限りセンサーらしいものはないし、modsあるから裏は無理だし。
画面内指紋認証になるのかな。