Xiaomiが保有する財団「小米公益基金会」は7日、新型コロナウイルスの患者が急増している東京都に向けて上海叡遠公益基金と共同でマスク10万枚を寄付したことを発表しました。マスクは日本湖北総商会を経由して東京都に輸送されるということです。
春たてば 消ゆる氷の 残りなく
Xiaomiから寄付された箱には、日本と中国の国旗、Xiaomiと上海叡遠公益基金のロゴマーク、そして古今和歌集に収められていた「春たてば 消ゆる氷の 残りなく(詠み人知らず)」という一遍の和歌が記されています。
日本がかつて流行が深刻だった中国にマスクを寄付したとき、そこには中国の古い漢詩が添えられていました。そして、今回のXiaomiによるもの以外でも、ここ数週間の中国からのお返しには日本の短歌が添えられています。とても粋なやりとりではありませんか。
ちなみに、この歌は短歌ですから、続きがあります。ですが、その続きは「君が心は 我にとけなむ」と恋について詠んだ歌なので、ここはマスクの寄付に添えるのには少し合わないかもしれません。氷は「君が心」の例え。Xiaomiが引用したのは、いわゆる序詞の部分でしたね。
Xiaomiからの寄付は他国にも
Xiaomiと上海叡遠公益基金のグループは、他にも医療物資、防護服などを日本をはじめより深刻な状況にあるイタリア、スペイン、フランスなどに寄付してきたということです。Xiaomiに限らず、比較的流行が落ち着きつつあると言われる中国国内から、世界に向けて物資の援助が行われていることには感謝しなければなりません。
一刻も早い流行の終息を願うばかりです。
中国のメーカーが日本に送ってくれたマスクが韓国製で、韓国人がそれ知って激怒してた記事はどっかで見たな
ありがたいことやでほんま