今月半ばに発表された「Xiaomi Mi 10」は、Xiaomiのフラッグシップモデルとして多くの関心を集めています。今回はTechInsightsの調査によって、その部品コストの合計が判明しました。
カナダに本社を置き、スマートフォンをはじめとしたテクノロジーの解析で知られるTechInsightsが行った今回の調査によれば、Xiaomi Mi 10の部品コストはトータルで440ドル(約4万8,000円)。これは、以前telektlistでもお伝えしたiPhone 11 Pro Maxの490.5ドル(約5万3,000円)と近い結果になっています。
なお、440ドルという数字はあくまで「部品コスト」のトータルであり、流通や開発にかかる費用は含まれていない点に注意が必要です。
コストの詳しい内訳は、TechInsightsの会員限定の情報となっており、残念ながらここでお知らせすることはできません。ただし、著名なリーカーであるアイス・ユニバース氏のTwitterなどから、おおまかな内容をうかがい知ることは可能です。
Xiaomi Mi 10 curved screen costs $ 90, and other flat screens are only $ 30. In addition, Xiaomi's 108MP sensor costs $ 50 and 48MP costs $ 13. Snapdragon 865 and 5G basebands cost twice as much as 855!
— Ice universe (@UniverseIce) February 26, 2020
同氏のツイートをもとに推測すると、コストとして大きいのは「エッジスクリーン(推定90ドル=約1万円)」「108MPのカメラ(推定50ドル=約5,000円)」「Snapdragon 865 5G(推定140ドル=約1万5,000円)」あたりだと思われます。
最安モデルで6万円前後のXiaomi Mi 10は、「Xiaomiにしては高い」という印象がありましたが、最新鋭の技術を結集していると考えれば納得の価格ではないでしょうか。
また、部品コストの合計がiPhone 11 Pro Maxとおよそ同等であるという結果は、Xiaomiの優れたコストパフォーマンスを浮き彫りにするものといえそうです。
Source: TechInsights
すまん、突っ込んで良いか。
エッジスクリーンと108MPカメラいる?