やっぱり、世界最高峰のデザインチームが手がけた「ふきん」じゃないとさ。
Mac Proと同時に発表されたPro Display XDRが発売開始され、そのメンテナンス方法が話題を集めています。Pro Display XDRは32インチで6K、10億以上の色を表現できるまさにプロクリエイター向けのディスプレイです。
本体のデザインも卓越しており、角度調整や縦横の回転も自由自在となっています。標準ガラスモデルと、Nano-textureガラスモデルの2モデルに分かれており、Nano-textureガラスモデルはスタンドとセットで約70万円という激高仕様。
今回話題となっているのはNano-textureガラスモデルで、Appleは「付属のふきん以外でディスプレイを拭かないで」としています。Appleは過去にもMacBook Proのディスプレイコーティング剥がれが原因で、無料で修理プログラムを行ったことがあります。
Nano-textureガラスはナノサイズの凹凸をガラス表面に施すことで、コントラストを維持しながら映り込みの軽減を実現しています。付属のふきん以外で拭いてしまうとこの加工がダメージを受けてしまうのでしょう。
それにしても付属のふきん以外で触れてはならないというのは気を使いますよね。まるで美術品のような扱いです。Appleはふきんをなくしてしまった場合は交換品を販売するとしており、Nano-textureガラスモデルのユーザーであれば予備を確保しておきたいところでしょう。
MacBookシリーズも含め、ユーザーが触れる箇所がどんどん減っていっているアップル製品。デザインやスペックが頭抜けているのはわかるのですが、もう少し道具としての使い勝手を視野に入れて欲しいものですね…。
Source: Apple公式ホームページ
ふきん1枚1万で出しても信者は買うやろ