画像 : The Verge
The Vergeのインタビューでビル・ゲイツ氏はWindows MobileがAndroidに負けた大きな原因は、反トラスト法の問題であったと述べました。
反トラスト法とは米国における自由競争の妨害を禁止する法律であり、日本の独占禁止法に相当します。近年、GAFAが捜査の対象になり、違反を疑われていることが話題になっています。そして、Microsoftには数十年前のパソコン普及期から、この法律問題と付き合ってきた過去があります。
今回、ゲイツ氏はMicrosoftのモバイル部門に対しても反トラスト法が悪く動いたことは疑いの余地が無いとぼやきました。そして、反トラスト法訴訟の解決に時間を要したことにより開発者をプラットフォームに引き付けることができず、Windows Mobileは没落の道を辿ったと続けました。
振り返ると初のAndroid端末が発売された2008年、まだWindows Mobile、iOSともに10数パーセントのシェアしか獲得していませんでした。それから11年たった現在、Androidはモバイル市場において76.67%という圧倒的なシェアもっています。
また、Microsoftが先月発表したSurface DuoにはAndroidが搭載され、Windows Mobileは完全に敗北しました。もしMicrosoftの法律問題が複雑化していなかったら、我々の手元にはAndroidの代わりにWindowsの端末があったかもしれません。
Souce:The Verge
そういう背景あったんか
しかし久々にビルゲイツ見たけどすごい置いてるなぁ