おま国(お前の国には売ってやんねーよ=ダウンロードできない)問題によってインストールできないアプリに悩んだ経験、みなさんはありますか。
この記事でご紹介する「APKpure」はGooglePlayストアの代わりとしてアプリのインストールに使えるだけでなく、GooglePlay上でのアプリのダウンロード条件(国やAndroidバージョンなど)に縛られずアプリのダウンロードができる便利な野良ストアです。
APKpureとは
Androidスマートフォンでは、apkファイルというものからスマートフォンアプリを端末にインストールすることが可能になっています。apkファイルはインターネット上で簡単に見つけられ、誰でもダウンロードすることができます。
APKpureは様々なアプリのapkファイルを公開している有名野良アプリストアです。
メリットとデメリット
- GooglePlayストアがインストールされていないAndroidスマートフォン(中国国内向けスマホなど)でAndroidアプリを自由に楽しむことができる
- Androidバージョンが古い機種でも、最新Androidバージョンのみに対応したアプリをインストールすることができる(動作保証はなし・自己責任)
- 特定のスマートフォンのみにプリインストールされた純正アプリもAPKpureからダウンロードが可能(例:Galaxy専用ギャラリーアプリをXperiaにインストールする)
- 昔のバージョンのapkファイルをダウンロードすることも可能(一部アプリのみ)
ダウンロードしたapkファイルが必ずしも安全というわけではない
- APKpureからダウンロードしたアプリを使っていてトラブルがあった場合、アプリ開発元によるサポートの対象外となる可能生がある
実際にインストールしてみる(手順)
今回は筆者の私物のスマートフォン、Galaxy S7(SM-G930V)でAPKpureを使ってみることにしました。
1. ブラウザからAPKpureのサイトへアクセスします。そこからAPKpureの公式アプリをダウンロード。
2. ダウンロードしたAPKpureを開くと、多くの有名アプリ(のapkファイル)が確認できます。
3. 検索もしくはランキングなどから気になるアプリを選択します。
4. ダウンロードをタップすると、自動的にapkファイルがダウンロードされます。(14MBでした)
5. ダウンロードしたapkファイルを開くとインストール画面が出るのでインストールを押します。
6. apkファイルからインストールしたアプリは問題なく動作することが確認できました。
APKpureからダウンロードしたアプリは、全て自動アップデートにも対応しています。
APKpureは安全ですか?
APKpureでは、公開前に全てのアプリ/バージョンで開発元の署名ときちんと一致しているかのチェックを行なっているということです。署名が一致していない場合は、悪意のある人間によって改ざんされているリスクがあります。緑色/青色のマークがきちんとついていれば、正規の署名であり、開発元が公開したアプリそのものだということになります。
もし開発元が有名企業・有名なアプリベンダーであれば安全上のリスクはほとんどありません。注意するべきなのはそもそもアプリベンダーが信頼できない場合、署名があっても危険だということです。
GooglePlayも同じ問題を抱えているのでAPKpureだけが危険だということはありませんが、GooglePlayで問題が生じて消されたアプリ・開発会社も残っていたりするので特に注意する必要があるでしょう。
Source: APKpure
右の緑の盾マークはAvastの拡張機能とか(Avast系)を入れている人だけ表示されるやつです。