先日、Nothing Phone (2a)の公式らしきレンダリング画像が出回りましたが、どうやらフェイクであった模様。実際のデザインは、以前リークのあったものとなる可能性が高いようです。
公式スローガンに合っていない
先日のリークは、@OnLeaksとして知られる著名リーカーのスティーブ・H・マクフライ氏によるものでしたが、これに対して別の著名リーカーであるエヴァン・ブラス氏(@evleaks)が懐疑的に反応。
同氏は、件のレンダリング画像がフェイクであると考える理由として、以下の2点を挙げています。
- 普段の信頼度の高いスティーブ氏のリークのような、Foxconn由来、CADを基にしたレンダリング画像でない
- これまでにリークされたデザインの方が、公式にティザーされたスローガン「See the world through fresh eyes(フレッシュな目を通して世界を見よ)」に合っている
また同氏は、2つ目の理由の補完として、上の2つの画像を投稿(左は件のレンダリング画像)。
十中八九そうだとは思われますが、スローガンの「フレッシュな目」がカメラレンズを表すものであるならば、右のデザイン(これまでリークされていたもの)の方が合っているのは確かと言えます。
なお上画像は、Nothing公式X(旧Twitter)アカウントが投稿したNothing Phone (2a)のティザー画像ですが、件のレンダリング画像と比べて、これらの文字がある場所やデザインが違うのは明らかであるため、やはり同画像はフェイクである、と見るのが妥当でしょう。
件のデザインはプロトタイプの一つか
なお件のレンダリング画像は、完全に偽物というわけではなく、未発表のNothing機のものであったようです。実際に、海外メディアSmartprixはNothing Phone (1)のプロモーションビデオでその存在が確認できることを指摘しています。
何はともあれ、Nothing Phone (2a)は今月末のMWCでの発表が見込まれているため、実際のデザインを目にする時は差し迫っています。また日本発売の可能性も非常に高いものとなっており、注目が集まっています。続報に期待しましょう。
ブタ鼻がフェイクであって欲しかった…