vivoの最新フラグシップモデル、vivo X100とX100 Proが中国向けに正式発表されました。2機共に世界初となるDimensity 9300搭載機です。両機種とも、2023年11月21日から中国で発売が開始されます。
前世代のvivo X90シリーズは、無印モデルとProモデルがDimensity 9200搭載で、Pro+モデルがSnapdragon 8 Gen 3搭載機でした。vivo X100シリーズにおいてPro+モデルが今後も発表されない場合、vivo XシリーズはDimensity 9300全面採用に切り替えたことになります。
vivo X100のスペック概要
SoC | Dimensity 9300、vivo V2 |
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ディスプレイ | 6.78インチ(1260 x 2800)8T LTPO AMOLED、120Hzリフレッシュレート対応、3,000nits |
RAM/ROM | 12GB/256GB、16GB/256GB、16GB/512GB、16GB/1TB、16GB/1TB(LPDDR5T版) |
リアカメラ | 50MP(広角、OIS、IMX920)+50MP(超広角)+ 64MP(ペリスコープ、OIS、3倍光学ズーム) |
フロントカメラ | 32MP(広角) |
サイズ | 164.05 x 75.19 x 8.49~8.74 mm、202~206g |
バッテリー | 5000mAh・120W(有線)充電 |
その他 | IP68・インディスプレイ指紋センサー搭載・UFS4.0・Wi-Fi 7・OriginOS 4(Android 14ベース) |
vivo X100はSoCにMediaTekのDimensity 9300を初搭載します。RAMは最大16GB、ストレージは最大1TBです。1TBのみ、最新のDRAM「LPDDR5T」を採用したバージョンも用意されています。
リアカメラは50MP+50MP+64MPのトリプルカメラです。最大3倍の光学ズーム、最大100倍のデジタルズームに対応します。すべてのレンズにZEISSの「T*レンズコーティング」が施されており、vivo X90シリーズから反射率が50%低減されているようです。
販売価格はもっとも安い12GB/256GBで3,999元(約8.3万円)からとなっています。
vivo X100 Proのスペック概要
SoC | Dimensity 9300、vivo V3 |
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ディスプレイ | 6.78インチ(1260 x 2800)8T LTPO AMOLED、120Hzリフレッシュレート対応、3,000nits |
RAM/ROM | 12GB/256GB、16GB/256GB、16GB/512GB、16GB/1TB |
リアカメラ | 50MP(広角、OIS、IMX989)+50MP(超広角)+ 50MP(ペリスコープ、OIS、4.3倍光学ズーム) |
フロントカメラ | 32MP(広角) |
サイズ | 164.05 x 75.28 x 8.91~9.05 mm、221~225g |
バッテリー | 5400mAh・100W(有線)充電・50W(無線)充電 |
その他 | IP68・インディスプレイ指紋センサー搭載・UFS4.0・Wi-Fi 7・OriginOS 4(Android 14ベース) |
vivo X100シリーズの上位モデルですが、SoCやRAM/ROM、ディスプレイなどはvivo X100と共通です。
大きく異なるのはリアカメラで、vivo X100 Proは50MP+50MP+50MPのトリプルカメラを搭載しています。ZEISSのAPOペリスコープカメラを搭載し、最大4.3倍の光学ズームが可能です。vivoが独自に開発する画像処理チップの最新版「vivo v3」を搭載し、4K解像度のポートレート動画を撮影できます。
販売価格はもっとも安い12GB/256GBで4,999元(約10.4万円)からです。
前世代のvivo X90シリーズは ~ Pro+モデルがSnapdragon 8 Gen 3搭載機でした。 ←???