サムスンは、来年（2024年中）中にもミッドレンジ版折畳み機のリリースを目指しており、その価格を$400~500(日本円換算で6〜7.5万円）に抑えるようとしているというリークが、Galaxy機関連のリークでは実績のある@Tech_Reve氏から出ていました。が、サムスン幹部が韓国メディアに対して「そのようなことが決定した事実は無い」と公式に否定したようです。
Samsung has set the price target for the mid-range foldable at $400 to $500. This is a very aggressive goal. https://t.co/7tEZONw0Jw
— Revegnus (@Tech_Reve) November 10, 2023
なお、Motorolaは、ミッドレンジのクラムシェル型折り畳み機、Motorola razr 40をアメリカ市場等でリリース済みです（アメリカ価格は日本円換算で$800前後となっています。）サムスンとMotorolaはアメリカ市場でライバル関係にあります（シェア2位と3位。）
サムスンが、中華スマホMotorola razrシリーズ機に対抗して廉価版の折畳み機をリリースする合理性は十分ある状況です。
Galazy Z Flip5に比べて価格を50％以上削るのはやはり厳しいか
Galaxy Z Flip5（8GB+256GBモデル）のアメリカ価格は$999~となっています。ミッドレンジ版Galaxy Z Flip機の価格設定を「仮に」$400~500に抑えようとすると、チップセットだけでなくその他スペック（メモリとストレージ、カバーディスプレイのサイズ）も大幅に抑える必要性に迫られます。
サムスンは今回、「$400~500の価格帯のミッドレンジ版折畳み機の2024年リリースを目指している」ことを公式に否定した形となりました。が、廉価版のGalaxy Zシリーズ機のリリースを将来的に検討する可能性は十分ありそうです。
Source: Tendforce, X(Twitter), koreajoongangdaily
折りたたみ式はガラケー好きの日本人には向いて
いるが価格がiPhone以上に高い。
6万円台でもし出ればかなり売れるだろう。