TecnoよりPhantom V Foldが正式発表されました。6.42インチの巨大なカバーディスプレイを搭載した横折りスマホで、インド価格は日本円換算で15万円を切っています。
日本でキャリアが取り扱っているGalaxy Z Fold4 5Gは25万円前後するので、かなりの高コスパ機と言えるでしょう。
Dimensity 9000+搭載の高性能機
Tecnoは、主にアフリカや南インドといったマーケットで強い存在感を見せている中華系メーカーです。
SoC | Dimensity 9000+ |
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ディスプレイ | 7.85インチ(2,000x2,296: FHD+)AMOLED・120Hzリフレッシュレート対応 |
サブディスプレイ | 6.42インチ(1,080x2,550: FHD+)AMOLED・120Hzリフレッシュレート対応 |
RAM/ROM | 12GB/512GB, 12GB/256GB |
リアカメラ | 50MP(メイン)+13MP(超広角)+50MP(テレフォト) |
フロントカメラ | 16MP・32MP(サブディスプレイ側) |
OS | Android 13ベース・HiOS 13 Fold |
サイズ・重量 | 159.4 x 140.4 x 6.9mm(通常時)・159.4 x 72 x 14.2-14.5 mm(展開時)・299 g |
バッテリー | 5,000mAh, 45W高速充電 |
その他 | UFS 3.1・側面指紋センサー搭載 |
Phantom V Foldの詳しいスペックは上の通りとなっています。折り畳みのフラッグシップであるだけに、チップセットはDimensity 9000+、内蔵メモリも12GBと魅力的なスペックになっています。バッテリー周りも45W高速充電に対応するなどスペックの高さは間違いないでしょう。
ディスプレイですが、展開時は7.85インチとタブレットサイズであることが特徴です。背面のサブディスプレイについても6.42インチと非常に大きく、展開せずとも使いやすいでしょう。
折り畳みスマホとしての耐久性にももちろん妥協はなく、20万回以上の折り畳みにも耐えうるといいます。
Phantom V Foldはインド国内向けに正式発表がされています。インド現地での価格は12/256GBモデルが89,999ルピー(¥147,967)、12/512GBモデルが99,999ルピー(¥164,408)とそれぞれ設定されています。
Tecnoは近年になりPhantomブランドでの差別化に力を入れています。これまでの低価格路線とは異なり、今後はPhantom V Foldのようなフラッグシップモデルも多く登場することになるでしょう。
Source: Phantom
SoCもカメラもこのくらいでいいのよ。折りたたみとハイエンドは、求められているものが違うはずなんだから