著名アナリスト、ミンチー・クオ氏によると、iPhone 14 Pro / Pro Maxは、年末商戦へ向けて本来必要な在庫から15~20百万台不足するとのことです。原因は、中国の鄭州市の鴻海のiPhone生産ラインの閉鎖によるものです。
The total iPhone 14 Pro and 14 Pro Max shipments in 4Q22 will be 15–20 million units less than expected. Significant downside risks to Apple & iPhone supply chain due to Zhengzhou iPhone plant labor protestshttps://t.co/tUkKE9TGVG
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) November 29, 2022
ミンチー・クオ氏によると、Appleは第4四半期(2022年10~12月)に、全世界で概ね90百万台のiPhone 14 Pro / Pro Maxの出荷を見込んでいたようです。そのうちの最大25%が在庫不足で出荷できなくなりそうです。アメリカのApple Storeでは、11月末時点においてiPhone 14 Pro / Pro Maxを予約した場合の出荷日は12月29日になっているようです。
iPhone 14シリーズの中でもPro / Pro Maxモデルが人気
Appleが最新SocであるA16 Bionicをシリーズ下位モデル(iPhone 14と14 Plus)に搭載しないこととした影響もあってか、iPhone 14シリーズの人気はProモデルとPro Maxモデルに集中しているようです。日本における価格設定は、14 Proの最低構成モデルが149,800円、14 Pro Maxモデルの最低構成モデルが164,800円と「高級品」となっています。
今回のiPhone 14 Pro / Pro Max在庫不足が、世界のスマホ市場シェアに与える影響も注視していきたいですね。
2,3年で買い替えるものに十数万も出すとかあほくさ