9月前半にリリースが見込まれるiPhone 14シリーズの上位2機種、iPhone 14 Pro / 14 Pro Maxに搭載される予定のA16 Bionicの性能がリークされました。ガジェットメディアMacworldによると、A16 BionicのCPU/GPU性能はそれぞれ15%/25~30%向上するようです。
予想Geekbenchスコア等
MacWorldによると、A16 Bionicの予想Geekbenchスコアはシングルコアで2000点前後・マルチコアで5700点前後となるようです。Qualcomm製の最新SoCのSnapdragon 8+ Gen 1搭載機のスコアがシングルコアで1300~1400点 / マルチコアで3800~4000点と言われているため、A16 Bionicが記録するスコアはかなり高めです。A16 BionicのCPU処理性能は、現行のA15 Bionicに対して約15%UPすると予想しています。
MacWorldは、A16 BionicのGPUのアーキテクチャはA15 Bionicから大きな変化はなく、5~6個のGPUコアで構成されると見ています。一方、A16 BionicがLPDDR5 RAMに対応することで、メモリ処理能力の向上がGPU性能向上につながると予想しています。結果として、25~30%のGPU性能向上が見込まれると予想しています。
着実な性能向上が見込まれるA16 Bionicですが、iPhone 14シリーズ全てではなく、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxにのみ搭載されるとみられています。
なお、iPhone 13 Proのベースモデル(128GBモデル)は、先月の値上げで144,800円となっています。日本においてA16 Bionic搭載機(つまり、iPhone 14 ProかiPhone 14 Pro Max)を手に入れるためには15万円程度は必要となりそうです。
Source:MacWorld
か、勝てない…