スマホメーカー各社はSNSでのマーケティングをとても重視しており、twitterではそれぞれの公式アカウントが活発にツイートしています。今まで以上のブランド力やユーザーとの交流が求められる中で各社がtwitter上のトレンドに乗っかって行くことは重要です。
最近2009年の自分の写真と今の写真を投稿する「10年チャレンジ(10-year challenge)」が流行中ですが、流行を素早く嗅ぎつけたメーカーらが早くも自社のスマホの10年間の変貌を投稿しています。各メーカーのツイートを見ていきましょう。
Xperia
O led has changed 😉 #10yearschallenge pic.twitter.com/19CTTZFZUl
— Sony Xperia NL (@SonyXperiaNL) 2019年1月16日
左はXperia X10で右はXperia XZ3。Xperiaのブランドはスマホ時代の最初期からありますが、2012年にソニーはエリクソンの持ち株を取得して、スマホについていたロゴがソニー・エリクソンからソニーになっています。Xperiaは当時角ばったデザインのものがほとんどでしたが、XZシリーズに入ってからは背面も含めて丸みを帯びたデザインになってきています。
Huawei
In the last 10 years, Huawei's technology has been commited to growing with and for you. How did we do? #10YearsChallenge #HUAWEInova3i pic.twitter.com/bNzbdcjvBf
— Huawei Mobile NG (@huaweimobileng) 2019年1月18日
左はHuawei T701でカメラもイヤホンジャックも非搭載。画面の大きさはたったの1.5インチでした。右は3万円台のデュアルカメラ搭載スマホ Huawei nova 3iです。Huaweiは2009年からAndroidスマホを発売していましたが、限定的なものでした。
Oppo
#10yearschallenge やってみました。
画面、カメラ、デザイン、、、その変わりっぷりは、人以上🙌#OPPO pic.twitter.com/7zgVFuIAk4— OPPO Japan (@OPPOJapan) 2019年1月16日
左のOppo T9はスマホではなく通常の携帯電話。グリーンをアクセントカラーに置いたサイズがとても小さい端末です。右のOppo R17 Proはトリプルカメラと画面内指紋認証センサを搭載したハイスペック機種です。
実は、Oppoがスマホ市場に参入したのは2011年と比較的最近のこと。8年で世界有数のスマホメーカーにまで上り詰めています。
おまけ iPhone
Appleは「10年チャレンジ」に参加していませんが、勝手に比較すると2009年に発売されたのはiPhone 3GS、2018年に発売されたのはiPhone XSです。大きさ・端末のデザインや性能(iPhone 3GSのRAM容量は256MBでした)など違いは大きいものの、iOSの骨格は変わっていないことがわかります。今でこそiPhoneもAndroidもUIはかなり共通していますが、Androidがガラケーに毛が生えた程度だった2009年当時は圧倒的な違いがあったことを再認識できます。
当時は誕生していなかったメーカーも
ほんの10年ですが、2009年時点では設立されていなかったメーカーも存在します。例えば、Xiaomiは2010年に設立された創業9年の会社です。また、ASUS、Lenovoなど後からスマホ市場に参入してきたメーカーもあります。逆に、東芝やAcerなど撤退を強いられたメーカーもあります。
次の10年ではどのようなメーカーが生まれ、消滅して行くのでしょうか。ひょっとしたらスマホの次のデバイスが生まれて急速に普及しているのかもしれません。
>iOSの骨格は変わっていないことがわかります。
その2枚の写真のどこからそれが判断できますか?
>今でこそiPhoneもAndroidもUIはかなり共通していますが、
UIの話はどこから出てきたのですか?
また、出来ることは似通っています(ロック画面に各種通知を表示したり)が、UI自体はお互いに避けあって全然共通していない(ロック画面の通知に対してAndroidはタップで開いてスワイプで削除に対して、iOSはスワイプで開いてタップで削除含むメニュー、のように)とは思いませんか。
>Androidがガラケーに毛が生えた程度だった2009年当時は圧倒的な違いがあったことを再認識できます。
AndroidはWM的ではありましたがガラケーとは全く別物だったでしょうに。
iOS推しの記者さんがこの文章を書きたいがために「おまけ」をつけたんじゃないかと邪推してしまいます。