YouTubeは、今後発売されるAndroid 10および9搭載のすべてのスマートフォンにYouTube Musicアプリがプリインストールされると発表しました。
昨年のYouTube Musicの国内サービス開始時、すでにGoogle Play Musicを徐々に縮小し、Googleの音楽サービスをYouTube Musicへ一本化するという方針が打ち出されていました。
今回、合わせてGoogle Play Musicはプリインストールアプリではなくなり、Googleはこの方針を一気に促進させる姿勢が見受けられます。
とはいうものの、まだYouTube Musicにはメインの音楽プレーヤーとしての機能に不足が目立ちます。例えばYouTube Musicアプリでは端末内の音楽を再生することができますが、端末内の音楽と配信されている音楽を混合してプレイリストを作成するはできません。(ライバルとなるSpotifyでは可能な機能です。)
また、多くの人が望んでいると思われる、配信されている音楽のオフライン再生、およびバックグラウンド再生を行うにはYoutube Music Premiumへの加入が必要となります。YouTube Music Premiumは月額980円ですが、同じYouTubeの有料動画会員であるYouTube PremiumはYouTube Music Premiumのサービスを含んで月額1180円とお得です。
これらの価格設定を考慮すると、動画を含むYouTube Premiumに対して、音楽のみのYouTube Music Premiumは割高な印象を受けます。GoogleやYouTubeはもっと純粋に音楽だけを必要としているユーザーのことを考える必要がありそうです。
Source: Youtube Official Blog
youtoubmusicのトライアル期間の購入履歴にグーグルプレイミュージックのロゴが使われているのは何故ですか?細かいことですが気になります