ワイモバイルは、10月14日から「スマホベーシックプランS」の容量超過時の通信速度を改定すると発表しました。これまでの月間データ容量3GB(データ増量オプション適用時は4GB)を超えた場合の上り・下り最大通信速度が128kbpsから300kbpsになります。
10月13日以前に「スマホベーシックプランS」を契約したユーザーの通信速度は、14日以降「即時」改定ではなく、2021年3月末までに順次自動調整される予定となっています。
「スマホベーシックプランM/R」については既に1Mbps
上位プランである「スマホベーシックプランM/R」については、2020年7月1日より最大通信速度128kbpsから1Mbpsに変更されています。こちらの施策は、楽天モバイル・UQモバイルの通信速度変更に対抗した措置でした。
容量超過時の通信速度がUQモバイルと同じに
ワイモバイル(SoftBankのサブブランド)の今回の改定により、同じくauサブブランドのUQモバイルと容量超過時の通信速度が同じになりました。UQモバイルでの容量超過時の通信速度は以下の通りです。
・スマホプランS 最大300Kbps
・スマホプランR 最大1Mbps
なお、今回の改定後のワイモバイルの「スマホベーシックプランS」とUQモバイルの「スマホプランS」比較は下記の通りになります。
ワイモバイル「スマホベーシックプランS」 | UQモバイル「スマホプランS」 | |
データ容量(月間) | 3GB(データ増量時は4GB) | 3GB |
容量超過時の速度 | 300Kbps | 300Kbps |
月額料金(税込) | 2,948円(税込) | 2,178円(税込) |
UQモバイルは10月1日にauに吸収合併された後、これまで以上に積極的な顧客獲得施策を仕掛けてくることが予想されます。ワイモバイルも必要に応じて対抗措置をとっていくことでしょう。
一般的に、ワイモバイルは中華スマホとの相性が良いので、UQモバイル対抗でワイモバイルがサービス向上してくれると嬉しいですね。ワイモバイル・UQモバイルでどんどん健全なサービス競争をしてほしいです。
Source: ワイモバイル
せめて500kbpsはほしい…遅いけど…