先日正式発表されたXperia 1 Vですが、(キャリアモデルとは別の)SIMフリー機が7月14日に発売されることが明らかとなりました。Sony公式ストアでの価格は194,700円となります。前世代のXperia 1 IVのSIMフリー機は昨年の9月15日に発売され、公式ストア価格174,900円でした。約2万円の値上がりということになります。
部品コストの値上がり(円安影響)が値上がりの原因か
Xperia 1 Vは、メインカメラに48MP解像度のセンサーを搭載する等、Xperia 1 IVから性能アップはしています。ただ、大幅性能アップという訳ではなく、やはり円安による部品コストの上昇が影響したのでしょう。
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 |
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ディスプレイ | 6.5インチ, OLED・120Hzリフレッシュレート対応 |
RAM/ROM | 12/256GB・16/512B |
サイズ | 165×71×8.3mm, 187g |
リアカメラ | 12MP(広角)+ 48MP(メイン)+ 12MP(望遠) |
フロントカメラ | 12MP |
OS | Android 13 |
バッテリー | 5,000mAh・30W充電 (ワイヤレスにも対応) |
その他 | IP65、IP68・3.5mmイヤホンジャックあり・nanoSIM+eSIM (おそらく日本版はおサイフケータイ対応) |
4Gバンド | 1、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、21、26、28、38、39、40、41、42、66 |
Sonyは会社全体としての業績は好調といわれる中、Googleに倣って、日本市場でのシェアを取りに行く積極姿勢を示してほしかったのですが、非常に残念ですね。20万円前後という価格設定は、サムスンの最上位フラッグシップ機Galaxy S23 Ultraと変わりません。
Xperia 1シリーズのSIMフリー機の発売時期は徐々に前倒しされており、Xperia 1 Vについて3大キャリアの発売時期の約1ヶ月後となりました(昨年のXperia 1 IVは、4ヵ月遅れでした。)京セラやFCNTの撤退により、Sonyを含むメーカーの立場が、キャリアに対して強まってきているのかもしれません。
Source:Sony
いらね