SonyがXperia 1 IIIとXperia 5 IIIを発表しました。2モデル共に初夏以降、日本を含む国と地域で発売します。
Xperia 1 IIIは例年通り発表から発売がかなり遅れる形になります。逆にXperia 5 IIIはXperia 5 IIの発表・発売(9月)よりも最大2カ月程度早まることになりました。
価格や日本以外の発売地域についてのアナウンスはありませんでした。ただし、価格についてグッドニュースはなさそうです。筆者予想では、Xperia 1 IIIは15万円弱、Xperia 5 IIIは10万円前後の価格設定となるでしょう。
Xperia 1 IIIの公式製品ビデオも以下の通り公開されています。
Xperia 1 IIIのスペック
カメラは引き続きXperia 1 IIIのセールスポイントとなります。加えて、オーディオ機能でも独自性を出してきました。Sony独自のAI技術を用いた「DSEE Ultimate™」を搭載しています。音楽ストリーミングサービスなどの様々な音源をハイレゾリューション・オーディオ相当の高音質に変換し、圧縮により失われた高音域や微細な音を高精度に再現できます。また、5G通信については、Xperia 1 IIはSub-6しか対応していませんでしたが、本機はミリ波にも対応しました。
SoC | Snapdragon 888 |
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ディスプレイ | 6.5 インチ, 20:9 HDR対応有機ELディスプレイ, 120Hzリフレッシュレート、Corning Gorilla Glass Victus |
RAM/ROM | 12GB / 128GB or 256GB microSD対応 |
リアカメラ | 12 MP+12 MP+12 MP(可変式望遠レンズ) ZEISSレンズ + 3D iToFセンサー |
フロントカメラ | 8MP |
OS | Android 11 |
サイズ・重量 | 71(幅)×165(高さ)×8.2(奥行き)mm、186~188g |
バッテリー | 4500 mAh、30W急速充電対応、ワイヤレス充電対応 |
その他 | IP65 / IP68、デュアルSIM、Type-C |
5G対応 | Sub-6、(地域によって)ミリ波 |
Xperia 5 III
Xperia 5 IIIについても、Xperia 1 IIIほど詳細な発表はありませんでしたが、基本的にXperia 1 IIとXperia 5 IIの関係と同じで、Xperia 1 IIIのコンパクト版(しかし、Snapdragon 888搭載のフラッグシップ)となります。Xperia 1 IIIとの大きな違いは以下の通りとなります:
- ディスプレイは6.1インチ
- ワイヤレス充電対応が無し
- メモリ/ストレージが8GB/128GBor256GB
高コスパ機とは言えませんが、Xperiaファン向けのこだわりのハイエンド機として仕上がったXperia 1 IIIと5 III。日本では両モデル共に2キャリア以上での発売が確実でしょう。
LGが撤退した「枠」を埋めるかたちで、Xperia 1 IIIと5 IIIともに3キャリア取扱いとなる可能性もゼロではありません。
Source: Youtube
可変レンズで光学3倍と4.4倍を切替できるのと4K HDRで120Hz駆動を世界初対応してるのは驚きですね
SoC側が4K60hzまでしか対応してないから不可能とされてましたがどうやって対応したのか気になります
まぁ値段は性能なりではないでしょうか