Xiaomiのスマホが一部のアプリにパフォーマンス制限をかけていることが発覚しました。現在Geekbenchで調査が実施されており、早ければ今週中にもGeekbenchから削除される可能性があるようです。
過去にはOnePlusやサムスンでも一部のアプリにパフォーマンス制限をかけていることが判明しています。
Xiaomiスマホも一部アプリのパフォーマンスを制限か
Android PoliceがXiaomiの最新モデルであるXiaomi 12 Proと12Xでパフォーマンスのテストを実施しました。Geekbenchアプリを別のアプリに偽装してスコアを算出するというテストです。
テストの結果を以下の表にまとめました。
Xiaomi 12 Pro | Xiaomi 12X | |
Geekbench | 738/3148 | 712/3049 |
原神 | 1119/3468 | 807/3314 |
Netflix | 733/3065 | 708/3020 |
Google Chrome | 737/3071 | 710/2973 |
Play Store Geekbench | 1201/3394 | 978/3289 |
テストはすべて同じアプリで実行されましたが、偽装したアプリによってスコアが異なることが分かります。とくにNetflixとGoogle Chromeはスコアが大きく減少しています。
ゲームおよびベンチマークアプリでは高いパフォーマンスを発揮する一方、それ以外の負荷の低いアプリではパフォーマンスを制限しているようです。
Android Policeは今回の結果から、Xiaomiスマホはパッケージ名やアプリIDなどでアプリを識別し、アプリによって異なるプロファイルをロードしているのではないかと考えています。
現在GeekbenchではXiaomi端末のパフォーマンス制限の影響を調査中です。調査の結果次第では、該当するXiaomi端末をGeekbenchから削除するとの声明も発表されています。
Source: Android Police
やるならちゃんと公表してやればいいのに