先日より噂されていた、Xiaomiの新たなカスタムOS(スキン)ですが、「Xiaomi HyperOS」との名称で、同社次期フラッグシップモデルのXiaomi 14シリーズで初搭載されることが公式に明らかにされています。
EVなどIoT製品との繋がりを重視
Xiaomiの共同創業者である雷軍氏が、同社の新カスタムOS(スキン)となる、「小米澎湃OS(Xiaomi HyperOS)」を発表。
Xiaomi 14シリーズが初搭載機となり、MIUIは今後徐々にXiaomi HyperOSに切り替わっていくとのこと。
同OSは、「人々を中心として、人、車、家のための完全なエコロジカルなOSをつくる」としており、IoT製品との繋がりに重きを置いたものとなるようです。
同社は既に200種類以上のカテゴリーに及ぶスマートエコシステムを擁しており、更にEVも開発中であるため、同社のエコシステム内にいるユーザーにとって今回の変化は、利便性向上に繋がる喜ばしいものとなることでしょう。
また、同OSのベースは、Androidと独自開発のVelaシステムを統合したものとなり、基礎アーキテクチャを完全に書き直しているとしています。
名称については、同OSがとても大きなエンジニアリングシステムであるため、Xiaomiのエンジニア達が英語では「Xiaomi HyperOS」と名付けた、と雷軍氏は述べています。
グローバル展開も予定か
stay tuned😎
— Lei Jun (@leijun) October 17, 2023
新OSは中国市場限定との見方もありましたが、グローバル展開については、MIUI及び雷軍氏の公式X(旧Twitter)アカウントにおいても同OSの発表をしており、同氏は「グローバル向けにも展開されますか?」とのリプライに対して、「stay tuned(乞うご期待)」と返しているため、その可能性はあると見ていいでしょう。
初搭載となるXiaomi 14シリーズは、10月27日の発表となると目されており、Xiaomi HyperOSの詳細については、同発表会で明かされることと思われます。
それまでにも、ティザーなどで新たな情報が公開される可能性もあるので、続報に期待ですね。
GMSに対応するなら問題ないけどどうなんだろ