MediaTekが初めてスナドラを上回りました。
台湾の半導体メーカー、MediaTekは同社初の5Gモデム内蔵型SoC、「Dimensity 1000」を発表しました。7nmプロセスで製造されており、Cortex-A77が4コア、Cortex-A55が4コアのオクタコア。クロック数は最大2.6GHzとなっています。
GPUはMali-G77 MC9が採用されており、フルHD+の場合はリフレッシュレート最大120Hz。2K+では90Hzでの表示が可能になっています。動画だけでなく重たいゲームも楽しめそうですね!
現在のスマホのディスプレイはLTEでコンテンツを楽しむにあたってはややスペックを活かしきれていない状態。今後、5Gと合わせて5Gモデム内蔵のSoCが普及することで高解像の映像がサクサク楽しめるようになるはずです。
驚異のAnTuTuスコア51万点
計測された「Dimensity 1000」のAnTuTuベンチマークスコアはなんと511,363点。iPhone 11にほぼ匹敵、約45万点前後のSnapdragon 855+を大きく引き離しています。
過去にもHuawei nova 3のスコア不正があったように、AnTuTuに対して最適化することで高得点を出している可能性もありますが、Antutu公式がプレスリリースを出している以上、その可能性は低いでしょう。
「Dimensity 1000」は2020年の第1四半期に登場予定。搭載される端末などはわかっていません。SoCはスマホに積まれてからが勝負。リリース後は搭載機のレビューをしっかり行なっていきます!
Source: antutu.com
medeiatekすげー
問題はこれを搭載した端末の価格がどれくらいになるか、ですが