Vivoが最新の6.53インチスマートフォン Vivo Z5xを中国にて正式発表しました。
Vivo Z5xは低価格・高いカタログスペックが特徴で、Huaweiの人気スマホ、P30 liteやNova lite 3を超えた高コスパを実現しているようです。
Vivoは中国の広東省に本社を置くスマホメーカーです。中国国内で3位、世界5位のシェアを有しています。また、Vivoは歩歩高グループに属しており、世界シェア4位のOppoやRealme、Oneplusも同じ系列のメーカーです。
デザイン
Vivo Z5xはVivo初となるパンチホールディスプレイが採用されています。ディスプレイ上部とサイドのベゼルはとても薄いのですが、下の方のベゼルはそれなりに厚いです。
本体のサイズは 162×7.3×8.8mm。重量は208gで、少し重めです。
ディスプレイ
6.53インチの液晶ディスプレイで、90.77%と高い画面占有率を持っています。19.5:9のアスペクト比で、解像度はフルHD+(2340×1080)です。
チップセット・メモリ
Vivo Z5xのチップセットはSnapdragon 710。メモリは4GB/6GB/8GBの中から選択可能です。
Snapdragon 710のAntutuスコアは総合16.5万点、3Dスコアが4.5万点です。
iPhoneと比べると、iPhone 6sとiPhone7の間、iPadだと2015年発売のA9Xチップを搭載したiPad Pro第1世代と同等の処理能力を持つことになります。
また、一般に4GBあればスマートフォンには十分だと言われているため、どのバージョンでもメモリが性能の足を引っ張る心配はありません。
他のvivoのスマホと同じく、Multi-Turboというメモリ等を最適化するゲーミングモードも搭載しています。
カメラ
Vivo Z5xのカメラは16MP+8MP+2MPの3つのカメラで構成されています。
こちらはサンプル写真です。カメラの性能はボチボチ、といったところでしょうか。カメラをあまり使わない人には十分なクオリティーでしょう。
カラー
カラー バリエーションは全3色。左から順にナイトブラック、ファントムブラック、オーロラとなっています。P30 liteを微妙にインスパイアしたような色です。
その他特徴
Vivo Z5xには5000mAhの大容量バッテリーが搭載されています。最近のハイエンドモデルは3000mAh~4000mAhのバッテリー容量が主流なので、電池持ちはVivo Z5xの魅力になるでしょう。
また、イヤホンジャックはしっかり有るようです。防水・防塵には対応していません。
価格
モデルごとの価格は、
4+64GBが1398元(2.3万円)
6+64GBが1498元(2.4万点)
6+128GBが1698元(2.7万円)
8+128GBが1998元(3.2万円)
となっています。4GB/64GBモデルと6GB/64GBモデルの価格差が1000円であるため6GB/64GBがかなりお得に見えますね。vivo Z5xは6月1日から中国にて発売される見通しです。
Source: Gizmochina
やす