中国のスマートフォンメーカーUMIDIGIが新作スマートフォンUMIDIGI F1(スペック詳細)を1月7日に発売します。UMIDIGIは日本国内でも徐々に知名度を伸ばしており、同社初の薄ベゼルフォン:UMIDIGI Crystalは記憶に残る方も少なくないと思います。
価格は199ドルです。日本での発売は未定ですが、同時発売予定のUMIDIGI One MaxはAmazonで予約が可能になっています。
追記:日本のAmazon.co.jpでも予約が始まっています。1月31日より出荷予定です。
新発売のUMIDIGI F1は6.3インチのFHDを搭載します。ノッチは最近流行のウォータードロップ型になっていることが特徴です。これまでにもOppoやvivoにはウォータードロップ型ノッチを採用した機種がありましたが、いずれもF1より高価な物ばかりでした。同時発売となるUMIDIGI One Maxも同様のノッチを採用していることで話題になっています。
SoCはMediaTek Helio P60を搭載します。よくHelio P60の比較対象として挙がるのは、同じくミッドレンジ機に多く採用されているSnapdragon 636ですが、ベンチマークスコアではHelio P60搭載機種の方が高いスコアを出す傾向にあります。なおHelio P60はOppo F7などの2018年によく売れた機種にも採用されています。
その他にも背面にある16MP+8MPのデュアルカメラや、128GBのROM、4GBのRAMにAndroid 9.0を搭載する点など、ミッドレンジ機としては充分な性能であることが分かります。加えてBand 19(プラチナバンド)とNFCにも対応しているのも魅力です。
なにより、大容量5150mAhのバッテリーは他のミッドレンジ機・同価格滞のスマートフォンにはないポイントです。この容量は今話題のAsus ZenFone Max Pro M2の5000mAhバッテリーをすら超えています。ワイヤレス充電についてはサポートされていません。
この価格でウォータードロップ型ノッチや指紋認証、NFCなどのニーズをカバーしている端末はなかなか珍しいと思います。そんなUMIDIGI F1はまさにフラグシップキラーと言えるでしょう。
おまけ
UMIDIGI社は公式YouTubeチャンネルでの商品紹介に力を入れています。以前に一度だけ日本語での商品紹介動画もアップロードされたことがあり、動画内で女性社員のスイスイさんが日本語で自社製品を紹介するという趣旨のものでした。動画に対する日本人からの厳しい声「日本語だけど聞き取れない」などが原因か、それ以降は日本向けの紹介動画はなくなってしまいました。
そそっかしい性格からスマホをよく落としてしまうというスイスイさんですが、スピーカーの音質チェックでの選曲など、日本人を意識している気持ちが伝わってくる動画です。公式YouTubeチャンネルで視聴が可能です。よろしければご覧ください。
また、UMIDIGIでは恒例のプレゼントキャンペーンも公式サイトで行なっています。毎回新機種の発売時期に合わせてキャンペーンを開催しており、Umidigi F1が今回のプレゼント商品となっています。
SNSや動画メディアサイトにアクセス・共有などのミッションがリストになっており、ミッション毎にポイントを稼ぐことができます。一定のポイントを貯めるとプレゼントに応募できるというキャンペーンになっています。毎回人気のキャンペーンで競争率は高い様ですが、興味のある方は応募してみてはどうでしょうか。
Source:GIZMOCHINA、公式サイト
あれ、P60ってベンチではSD636というより660に近いくらいのスコアじゃありませんでした?636と比べると高いスコアを出すどころか、636相手ならほぼ完勝、ベンチソフトや項目次第では660に勝てないまでも比肩するくらいのスコアだったのでは。。。