Docomo・au・Softbankの秋モデルのうち、auとSoftbankの取り扱い機種の大部分が明らかになりました。OPPO機/Xiaomi機/ZTE機が含まれていた2020春モデルから一転、中華スマホが現状見当たりません。
au | Softbank | |
AQUOS zero5G basic | 〇 | 〇 |
AQUOS Sense5G | 〇 | |
Galaxy Z Fold2 5G | ◎ | |
Galaxy Z Flip 5G | ◎ | |
Galaxy Note20 Ultra 5G | 〇 | |
Galaxy A51 5G | 〇 | |
Xperia 5 Ⅱ | 〇 | 〇 |
Pixel 5 | 〇 | 〇 |
Pixel 4a 5G | ◎ | |
iPhone 12シリーズ | ○(予想) | ○(予想) |
※ ◎は独占販売と発表されている機種。
目次
Docomoは春モデルで中華スマホを発売せず(3大キャリアの中では唯一)
Docomoは、春モデルでは中華モデルを取り扱いませんでした。なお、auはOPPO/ZTE/Xiaomiからそれぞれ1機種、SoftbankはOPPO/ZTEからそれぞれ1機種取り扱いました。Docomoが今年秋モデルで中華スマホの取り扱いを一気に増やす可能性はゼロではありません。ただ、Docomoが春モデルに続き、中華モデル取り扱いを見送る可能性のほうが高いでしょう。
Docomoの春の5Gモデルはau・Softbankに比べても高額な機種が多く、Docomo吉澤社長(12月に退任予定。)も5~8万円の5Gミッドレンジ機の取り扱いを増やす意向を表明していました。
実現可能性は低いですが、Docomoが秋モデルとしてOPPOやXiaomiのミッドレンジ機2~3機種以上を独占で取り扱いして、日本の5G機の低価格化を主導していく意志を示してほしいですね。
現状、Docomoの秋モデルに含まれる可能性が極めて高い機種としては、Galaxy A51 5G、Galaxy Note20 Ultra、Xperia 10 IIが挙がります。シャープのAQUOS zero5G basicやAQUOS sense5Gも有力候補です。
日本発売/キャリア取り扱いが有力と見られていた中華スマホ
teleklistが日本発売/キャリア取り扱いが特に有力と見ていた中華スマホが以下の2機種です。いずれもコスパ最強という訳ではないのですが、メーカー側も日本市場投入を見据えているのではと見られたモデルです。
OPPO Reno4 Pro 5G
OPPO Reno4 Pro 5Gは6.55インチの画面サイズの割には軽さ(172g)と薄さ(7.6mm)が魅力の機種です。Snapdragon 765G搭載のミッドレンジ機です。
ヨーロッパ価格が€779(約9.3万円)なので、キャリア販売となった場合は税込10万円前後にはなりそうです。なお、前世代のReno3 ProはReno3 5GとしてSoftbankが独占販売しています。
Mi 10T Lite 5G
Mi 10T Lite 5Gは先月末にヨーロッパ発表されたSnapdragon 750G搭載のミッドレンジ機です。Mi 10 Lite 5Gはauから日本発売5G機最安値(税込4.3万円)で販売されています。
Mi 10T Liteのヨーロッパ価格は€279(3.4万円)〜でした。もし、おサイフケータイ搭載等の日本向けの大幅仕様変更をしない場合は、日本でも税込3万円台での販売は可能でしょう。おサイフケータイ搭載をした場合はMi 10 Lite 5Gと同じくらいの価格(つまり、税込4万円前半)になってしまうかもしれません。
5G機低価格化を進めるためにも中華スマホメーカーは必要
今後中華スマホのキャリア取り扱いがむしろ増えていくことを期待をしたいのですが、もし秋モデルで3大キャリア取り扱いがゼロになると非常に残念です。日本ではスマホ販売に占める(3大)キャリア取り扱いシェアがいまだ高く、5G機を販売するには3大キャリアは最有力なチャネルです。日本のキャリアからしても、5G機の低価格化を進めるために、中華スマホメーカーの力を借りるべきだと思います。
仮に秋モデルで中華スマホがラインナップから消えたとしても、今冬若しくは来年以降の追加を期待したいです。
ドコモは今後も採用することはないだろうな
親会社の大株主である政府に睨まれたら不利な要求を押し付けられるかも知れないし、元公社として国内企業を積極的に支援していく必要もある