Googleの独自開発SoCの第2世代、Tensor 2(仮)はサムスンの4nmプロセスで製造されることが判明しました。5nmプロセスで製造されたTensorからどこまで性能がアップするか、注目です。
初代に続き第2世代もサムスンが製造へ
Pixel 6/6 Proに搭載されている初代Tensorはサムスンの5nmプロセスで製造されています。その後継モデルとなるTensor 2も引き続きサムスンが製造を担当するようです。
サムスンはすでにExynos 2200やSnapdragon 8 Gen 1などを4nmプロセスで製造していますが、Tensor 2も4nmプロセスで製造されると言われています。
Google Tensorには機械学習に特化した独自プロセッサであるTPU(Tensor Processing Unit)が搭載されています。TPUにより、リアルタイム翻訳のようなAIを活用する機能を実現しています。Tensor 2ではこのTPUのアップグレードも期待されています。
なお、Tensorシリーズの開発パートナーであるサムスンは、Exynos 2200向けにRDNA 2 GPUであるXclipse 920を開発済みです。サムスンがXclipse 920をTensor 2向けに提供するかは不明ですが、可能性はあるようです。
Tensor 2は今秋発売のPixel 7シリーズに搭載される予定です。Pixel 7シリーズは、ディスプレイとカメラのハードウェア面のスペックでは、Pixel 6 / 6 Proに対して大きなアップグレードが無いと言われています。Tensor → Tensor 2(仮称)が、7シリーズ最重要のアップグレードポイントになることは確実です。
Source: Android Authority, Via: phoneArena
ファブレスだと論理設計までは自分でできるはずだけど、
物理設計、実際に回路にしてマスクを起こすのは
ファウンドリのサポートが必要なところがほとんどだろうし、
プロセス毎に互換性もないのでファウンドリ側との二人三脚で
設計されていると言ってもいいと思う。
むしろQualcommみたいにひょこひょこ浮気するほうが異常なんだろうね。