画像ソース:Google
今年10月6日発表が確定しているPixel 7 / 7 Proに搭載されるGoogleのカスタムSoC「Tensor G2」は、GPU性能の向上には大きな期待ができるようです。SoCに搭載されるGPUがMali-G78からMali-G710に変更されるとのことです。
https://twitter.com/Za_Raczke/status/1570910682878709762
Tensor G2のGPUは、Mali-G710となることで、初代Tensorに搭載されたMali-G78から大幅性能アップが見込まれます。20%の性能アップ・20%の省電力性向上に加えて、機械学習(Machine Learning)性能が35%向上すると見られています。
Geekbenchスコアもマルチコアが10%前後向上か
一方で、CPU性能については初代Tensorと基本的に変わらないと見られていました。が、CPUの基本アーキテクチャは変更がないものの、CPUのクロック数は向上しているとのことです。なお、初代TensorのGeekbenchスコアは、Qualcommの準ハイエンド機向けSoC、Snapdragon 870とほぼ同等(シングル1000点前後・マルチ2700点前後)でした。Tensor G2では特にマルチコアの点数が10%程度向上し、3000点を超えるとリークされています。
All this, combined with the 4nm process node that’s used for the chip, contribute to a ~10% multi-core performance enhancement with a negligible single-core change. pic.twitter.com/lSLlpwHP1U
— Kuba Wojciechowski⚡ (@Za_Raczke) September 16, 2022
Tensor G2は、Snapdragon 8+ Gen 1 / Dimensity 9000+ / A16 Bionicと並ぶ最高レベルの処理性能のチップとはならなさそうです。が、逆にTensor G2を搭載するPixel 7 / 7 Proの価格が抑える効果も期待できるかもしれません。10月6日の正式発表が楽しみに待ちましょう。
Source:Twitter, via: AndroidCentral
https://www.androidcentral.com/phones/google-tensor-g2-is-said-to-improve-gpu-performance-over-its-predecessors-cpu
やったぜ