スマホにまつわるあれこれに、あえて白黒つけるためライター同士で討論してみようというテレクトリスト・ディスカッション。第4回となる今回のテーマは「2万円以下で買うならこのスマホ!」です。
2019年10月現在、エントリー機として最高のスマホは果たしてどれなんでしょうか。
今回も、皆様のご意見をコメント欄までお寄せください。
目次
前回の結果
スマホのディスプレイ、あなたは...
— テレクトリスト (@telektlist) September 28, 2019
「ディスプレイは有機EL派 vs 液晶派」で行った前回、アンケートでは61%の方が有機ELを選択するという結果になりました。焼き付きが指摘されがちな有機ELも技術の進化とともに浸透してきたということでしょうか。それでも24%の方が支持するなど、いまだに液晶も人気です。
2万円以下で買うならこのスマホ!
UMIDIGI F1
TERUN
Umidigi F1です。(執筆時Aliexpressで19,681円。Amazonで19,777円)
サクサク動くHelio P60にUSB Type-C、指紋認証など必要なところをしっかり押さえています。そして5150mAhの大容量バッテリー、128GBのストレージに加えてデュアルカメラを搭載して、現在販売価格が2万円を切っているから驚きです。この端末、発売直後は不満が2つありました。1つがバッテリーの残量がパーセント表示できない点、もう1つは技適マークがない点でした。ところが、いずれもアップデートによって解決され、安心して利用できる真の“コスパお化け”になったと思います。
日本のキャリアが使っている周波数帯に広く対応しているのがUMIDIGIの良いところです。F1はUMIDIGIの最高傑作といっていいでしょう。
Realme Q
telektlist管理人
Realme Qを推します。Snapdragon 712、クアッドカメラ、4035mAhバッテリーに20W急速充電というスペックだけを見れば完全なる中価格帯モデルなのに、Aliexpressではなんと169ドル(約18,000円)。
詐欺なんじゃないかと思うほどのコスパですが、他のRealmeスマホの実機レビューはtelektlistでも過去に行っており、実性能も優れているはずです。
Oppoと同じColorOS 6を搭載しているのも高ポイント。書いてたら買いたくなってきました。
Realme 5 Proではなく、実質的中国版といっていいRealme Qを出してくるあたり、盲点をついたチョイス。ずるい。
Huawei nova lite 2
早川あさひ
Huawei nova lite 2(Amazonで新品が2万円程度)を挙げたいと思います。
最近の中華スマホメーカーは、原価を疑りたくなるくらいの良コスパ機を数多く発売しています。ただし、その多くがインドや中国向け。サブ機やWi-Fi専用として使うならまだしも、メイン機として使うには対応バンドなどが心許ないことも。その点、nova lite 2は、低価格スマホにも定評のあるHuawei製で、日本でも発売されています。最近はGoogleとの関係で評価を落とし気味の同社ですが、クオリティには確かなものがあります。2万円という予算ギリギリで買えそうな機種ということで、今回はこのチョイスとなりました。
とはいえ、私が2万円を渡されて「好きなスマホを買って良いよ」といわれたら......フリマサイトを縦断し、中古の美品を探します。多少のリスクはありますが、新品へのこだわりがなければ個人的にお勧めの方法です。
鉄板の名機ですね。お手本のような堅実なチョイスです。Huaweiであえて冒険するなら、新機種Honor Play 3も捨てがたいです。
Xiaomi Mi A3
sekken
私のオススメはAliexpressで19,411円のXiaomi Mi A3です。
画面解像度が720 x 1560・SoCがSnapdragon 665なので悪い評価も多いですが、それをカバーするだけのアドバンテージがあります。個人的に一番のメリットだと思うのは、Android One搭載機であるということで、クセのあるMIUIが不安な場合のハードルも低いです。また、ディスプレイに有機ELを採用することで流行りの画面内指紋認証にも対応しています。(解像度は低いですが。)
他にもイヤホンジャック、大容量の4030mAhバッテリー、18W急速充電、意外と評価の高い48MPトリプルカメラなど、2万円の中に限界まで高い機能が詰め込まれていると感じます。
OSやカメラ、バッテリーや充電速度にも目を配るあたり、使う人の身になって選んだ素晴らしい選択です。まだ発売まもない新機種なのもポイント高い。
Xiaomi Mi 8 SE
akika
Realme X LiteやRealme 3 Proでどうかと思ってたらRealme Qを挙げられてしまったので、ちょっとだけずるいですが昨年良コスパを誇ったXiaomi Mi 8 SEを推します。Aliexpressで188.98ドル。今日のレートだと20,175円ですが、ほんの少し円高になるか新規ユーザークーポンを使えば1万円台になるでしょう。いや、なるのです!
Snapdragon 710のハイスペックにくわえて、いま売られているのはRAM 6GB + 64GBストレージ版です。2万円でメモリ6GBは、将来的にも安心。カメラ性能はいまいちですが、AMOLEDです。
個人的にはあと5千円だしたらかなりラインナップが増えるので、少しだけお金を足して好きなの買ったほうがいいとは思います。
2万円台ならともかく、2万円以下というのは、なかなか難しい選択になりました。真剣に探せば探すほど、2万円以下の価格帯ではRealme 5シリーズを筆頭にRealmeのラインナップの豊富さを思い知らされました。
telektlistでは読者の皆さんのご意見もお待ちしております。
自分が2万円以下で買うならどのスマホか、上記5機種に賛同する方、上記5機種以外のスマホを推す方、ぜひコメント欄にお寄せください。
2万までか…UMIDIGI A5 Proしか出ないな(´・ω・`)
F1のほうをまだ試してないから、比較し難いけどどうなんだろう