TCLによる10インチタブレット、TCL TAB Pro 5Gがアメリカで発表。Snapdragon 480搭載による、5G対応が特徴のタブレットとなっています。
基本スペック
- Snapdragon 480
- 10.36インチFHD(1,200×2,000)LCDディスプレイ 最大輝度330nits
- 4GB RAM + 64GB ROM
- 8,000mAhバッテリー、18W有線充電、リバース充電に対応
- 側面指紋認証
- リアカメラ:13MP、最大1,080p30FPS動画撮影対応
- インカメラ:8MP、最大1080p30FPS動画撮影対応
- デュアルスピーカー
- microSDカード対応(最大1TB)
- POGOピン
- Wi-Fi 5
- Android 11
- 247.9×157.48×7.62mm、479.1g
- 充電器付属(18W)
SoCにSnapdragon 480を採用しており、LTEだけでなく5G通信にも対応。その他スペックにおいては、所謂普通のタブレットといったところですが、イヤホンジャックは非搭載となっています。
対応バンド
- 4G : B2/3/4/5/7/12/13/20/28/46/48/66
- 5G Sub6 : n2/5/48/66/77 (HPUE)
- 5G mmWave : n260/n261
約4.5万円
カラーはMetallic Black(メタリック・ブラック)の1色のみとなり、アメリカのキャリア、Verizonより発売。価格は$399.99(約4.5万円)となっています。
TCLは、日本でスマホを販売しており、昨年には前世代のTCL 10シリーズがMVNOなどから発売されています。
しかし、既に後継となるTCL 20シリーズがグローバル発表されしばらく経っているものの、国内展開は現状ありません。
最近では、XiaomiやMotorolaなどが続々と高コスパ新機種を発表しており、タブレットにおいてもSnapdragon 860搭載のXiaomi Pad 5が約4.4万円であることを考えると、今後、タブレットを含めTCLの国内展開は厳しいものとなるのではないでしょうか。
ただ、同社は安価な縦折りたたみスマホを開発中としており、サムスン同様、様々な形状の折りたたみスマホの可能性を模索しています。特に前者においては、是非とも国内で発売し、国内での折りたたみスマホの普及に一役買ってほしいところですね。
あまりにも非力過ぎないか…?