ここ最近で市場が急成長している、音楽ストリーミングサービス。
今回は、調査会社Counterpointから2019年通年における有料会員数の市場シェアが公表されました。同社によると、世界で3.5億人が有料音楽配信サービスを利用しているようです。
2019年はSpotifyが首位をキープ
ランキングを見ると、1位 Spotify(35%)、2位 Apple Music(19%) 、3位 Amazon Music(15%)となっています。
様々な機種でサービスを展開するSpotifyがトップの座に輝きました。しかし、Spotifyはいつまでもあぐらをかいていられません。まだ差は大きいですが、Apple Musicが着実にそのシェアを伸ばしてきているようです。
Apple Musicの会員が36%増
顧客獲得のために独占コンテンツの配信などに力を入れたApple Music。それが功を奏し、会員数は36%増となり、シェア拡大に成功しました。
一方伸び悩むSpotifyは23%増にとどまっています。市場全体が拡大していることを考えると伸びはあまり芳しくないようです。
なお、アメリカ国内ではApple Musicの有料会員数がSpotifyを上回っているそうです。
市場全体が32%も成長
その手軽さから近年注目を浴びている音楽ストリーミングサービス。ここ数年で急速に市場が拡大し、通年で32%の成長を記録しました。
現在はさらに、手軽さだけでなく音質にもこだわるサービスも登場しています。もちろん高音質の音源のデータは高速の通信速度が必要ですが、5Gが強力な味方となってくれるでしょう。
コロナウイルスで成長鈍化?
コロナウイルスの拡大により、自宅ではラジオやTVなどの情報メディアに注目が集まっています。そうすると音楽もラジオやTVで聞くという人が増え、音楽ストリーミングサービスの利用者が減少するのではというのがCounterpointの見立てです。
とはいえ、2020年末までには市場が25%拡大(前年は32%成長)し、会員数が全世界で4億5000万人を超えると予想されています。
source:Counterpoint
いや逆では?
コロナのおかげでみんなCD等メディアを買いに行けない(通販は別だが…)から、必然的にオンラインで購入するようになる。
で、1曲ずつ買うよりもサブスクリプション申し込んだほうがお得だから、これを機にやってみようっていう人は多そうな物ですけどね〜。