総務省は10月27日「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクションプラン」を公表しました。以下の通り3つの柱を打ち出しています:
- 分かりやすく、納得感のある料金・サービスの実現
- 事業者間の公正な競争の促進
- 事業者間乗り換えの円滑化
テレクトリストの下記コラムを総務省と有識者が見たことは多分無いと思いますが、これまで「3番目の柱:事業者間乗り換えの円滑化」に偏りがちだった政策が「3本の柱」という形でバランスがとられています。
着実にアクションプランが実行されることを期待
事前にリークが出ていたeSIM推進やキャリアメール版MNPも、「3番目の柱:事業間乗り換えの円滑化」に盛り込まれました。
「2番目の柱:業者間の公正な競争の促進」では、MVNO向けのキャリアの接続料(音声含む)の引き下げがうたわれています。データ通信の接続料は3年で5割引き下げ、と数値目標も明確になっています。
今後3大キャリアも携帯料金を引き下げる公算が高まっていますが、MVNOにも料金値下げ余力が生まれてきそうです。日本政府には、着実にアクションプランを実行していって欲しいですね。
Source: 総務省
携帯代月1万こえてるジジババがこれで助かるといいな