ソフトバンクは20日、月額440円(税込)でアニメ見放題のサブスクリプションサービス「アニメ放題」を、映像配信大手の「U-NEXT」に移管する計画を明らかにしました。
アニメ放題はもともとソフトバンクとU-NEXTが共同で運営していたサービスですが、今年10月1日からアニメ放題の運営はU-NEXT側に移管される見込みです。ただし今回の移管に当たって、サービスの名称などに変更はありません。
移管の理由は「経営資源の効率化」
今回の移管理由について、ソフトバンクは「組織および事業の合理化を図り、(中略)本事業(筆者注:アニメ放題)をU-NEXTへ承継することが本事業そのものの強化および提供価値の拡大に当たり最適である」と説明しています。
今後はU-NEXTがアニメ放題の新しい公式サイトを解説する見通し。サービスへのお問い合わせは、2021年4月30日(金)まではSoftbank、5月1日以降はU-NEXTが行う予定です。
定額の動画サブスクサービスの集約が進むか
動画サブスク市場は多くの事業者がひしめいていますが、以下の5社がトップ企業といわれています。
- Netflix
- DAZN
- Prime Video
- U-NEXT
- Hulu
ドコモの動画サービス(dTV, dアニメ)は上位5社に次ぐポジションを確保していますが、ソフトバンクの「アニメ放題」は下位に甘んじていました。動画サブスク市場は上位5社とドコモにより熾烈な競争が今後も続きそうです。
U-NEXTは、月額2189円(税込)で、31日間無料トライアルができます。
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