Qualcomm製の次期ミッドハイ向けSoC、Snapdragon 7 Gen 1のAntutuスコアがリークされ、(少なくとも)現時点ではMediaTekのDimensity 8000に劣る模様です。ただし、製品版ではスコアがもっと良くなる可能性もあるようです。
SD 7 Gen 1のAntutuスコアがリーク
著名リーカーのDigital Chat Station氏がSnapdragon 7 Gen 1の詳細をリークしています。4nmプロセスで製造され、CPUはCortex-A710(4個)+Cortex-A510(4個)のオクタコア構成、GPUはAdreno 662を搭載するようです。以前のリークと一致していますね。
Snapdragon 7 Gen 1のAntutuスコアもすでに判明しています。トータルスコアは約54万のようです。
現在ミッドハイクラスへ採用されているSnapdragon 778Gのスコア(約53万)とほとんど変わりません。ライバルであるMediaTekのDimensity 8000は約76万という高いトータルスコアを記録しており、Snapdragon 7 Gen 1と大きく差がついています。
ただし、今回Antutuのテストを通過したSnapdragon 7 Gen 1はまだプロトタイプで、最適化・調整によってスコアが改善される余地があるようです。製品版のSnapdragon 7 Gen 1はもっと良いスコアが出ると指摘されています。
Snapdragon 7 Gen 1の製造元は判明していません。Snapdragon 8 Gen 1+はTSMC製になり、Snapdragon 8 Gen 1より発熱しにくいようです。
Snapdragon 8 Gen 1+とSnapdragon 7 Gen 1は今月中にも発表されると予想されています。
そのDigital Chat StationがSnapdragon 8 Gen 1+の発表は7月以降になるって言ってるんですけどねぇ…