Snapdragon 600シリーズの最新モデル、Snapdragon 6 Gen 1のスペックがリークされています。昨年10月に発表されたSnapdragon 695 5Gの後継モデルと見られており、5G対応のミッドレンジモデルを中心に採用されるでしょう。
ミリ波対応のミッドレンジ向けSoC
著名リーカーのEvan Blass氏が、自身のTwitterにSnapdragon 6 Gen 1のスペックシートを投稿しました。
— Evan Blass (@evleaks) August 26, 2022
スペックシートから判明したSnapdragon 6 Gen 1のスペック概要を簡単にまとめています。
Snapdragon 6 Gen 1のスペック | |
プロセス | 4nm |
モデル番号 | SM6450 |
CPU | Qualcomm Kryo(最大2.2GHz) |
GPU | Qualcomm Adreno |
メモリサポート | LPDDR5(最大12GB/2,750MHz) |
カメラサポート | 13MPトリプルカメラ 25+16MPデュアルカメラ 48MPシングルカメラ 4K HDR(30FPS) |
ディスプレイサポート | FHD+ 120Hzリフレッシュレート |
通信 | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.2 5G, ミリ波対応 |
USB | USB3.1 |
Snapdragon 695 5Gは6nmプロセスでの製造でしたが、Snapdragon 6 Gen 1は4nmプロセスで製造されます。
CPUはQualcomm製のKryoで、クロック周波数は最大2.2GHzです。USB3.1と最大12GBのLPDDR5 RAMをサポートします。GPUの詳しい型番は分かっていません。
5G対応モデム、Snapdragon X62 5Gを搭載します。Snapdragon 695 5G同様、ミリ波とsub-6の両方をサポートするようです。ディスプレイはFHD+解像度で120Hzのリフレッシュレートをサポートします。
Snapdragon 695 5Gは国内でもXperia 10 IVやOPPO Reno7 A、Redmi Note 11 Pro、moto g52jなど数多くのミッドレンジスマホで採用されました。Snapdragon 6 Gen 1も、主にミッドレンジモデルに搭載されるでしょう。
具体的なリリース次期は不明ですが、今年後半にもSnapdragon 8 Gen 2と同時に発表されると予想されています。
Source: Twitter, Via: Gizmochina
誤記があります。
Kryoですね。クライオと読みます。