Android Authorityが、正式発表されたばかりのSnapdragon 7+ Gen 2のベンチマークスコアを公開しました。ベンチマークの結果から、Snapdragon 8 Gen 1に迫る高い性能を持つことが明らかになっています。
フラグシップに迫る高いスコアを記録
今回のベンチマークテストで利用されたのは、Snapdragon 7+ Gen 2を搭載するクアルコムのリファレンスモデルです。あくまでもプロトタイプであり、市販のSnapdragon 7+ Gen 2搭載機とは性能が異なる可能性もあります。
リファレンスモデルの主なスペックは以下の通りです。
- Snapdragon 7+ Gen 2
- 12GB LPDDR5 RAM / 256GB UFS3.1 ROM
- 6.65インチ, FHD+, 144Hz, 有機EL
- 4,192mAhバッテリー
まずはGeekbench 5のCPUテストの結果です。
マルチコアはExynos 2200やSnapdragon 8 Gen 1、Tensor G2などを上回っています。シングルコアもExynos 2200やSnapdragon 8 Gen 1とほぼ同じスコアです。
Snapdragon 8+ Gen 1やSnapdragon 8 Gen 2には敵わないものの、2021年後半~2022年前半に発売されたフラグシップモデルに迫る高い性能を持っていると言えます。
続いては3DMark Wild LifeテストによるGPUテストです。
GPUテストではSnapdragon 8 Gen 1に大きな差を付けられています。それでもExynos 2200やTensor G2を上回るスコアを記録しており、ミッドレンジ離れしたGPU性能であることは間違いありません。
最後にストレステストです。
ストレステストでは、Snapdragon 7+ Gen 2が非常に安定した結果でした。Galaxy S22 Ultra(Snapdragon 8 Gen 1)を上回る安定感で、Snapdragon 8 Gen 2のS23 Ultraにも迫っています。
あくまでもリファレンスモデルのベンチマーク結果ですが、Snapdragon 7+ Gen 2がフラグシップに迫る高い性能を持ち、かつ安定性も抜群であることが分かりました。製品版の登場が楽しみですね。
現時点ではRedmi Note 12 Turboおよびそのリブランドモデルと見られるPOCO F5 5GがSnapdragon 7+ Gen 2を採用すると言われています。
Source: Android Authority
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