海外メディアのSuggesetPhoneからSnapdragon 735のフルスペック情報がリークされ、話題となっています。Snapdragon 735はミドルアッパー(中の上)グレードのSoC。先日発表されたSnapdragon 730や730Gの上位版という扱いです。
SuggesetPhoneからリークされた情報(画像)によると、Snapdragon 735には7nmLPPプロセッサが採用されると言われています。8nmプロセッサが採用されている、同じく700番台のSnapdragon 730よりも省電力性能が高いということになります。
CPUには1 Kryo 4xx 2.9Ghz + 1 Kryo 4xx 2.4Ghz + 6 Kryo 4xx 1.8Ghz(1+1+6:オクタコア)が、GPUはQHD (3360 X 1440)までサポートのAdreno 620(〜750MHz)が採用されていることが分かります。(xx内の番号は未定)
カメラ関係では、Snapdragon 730と同じSpectra 350 ISP(32MP 30fps)が搭載されると記されています。
大きなポイントとして、Snapdragon 735は5Gをサポートすると言われています。これが正しければ、5G対応のSnapdragon 855と並んで、クアルコムでは二つのSoCで5Gがサポートされることになります。
Snapdragon 855は分離型の5Gモデムを採用していますが、Snapdragon 735には5Gモデムが内臓されると噂されています。5Gモデムを内蔵してコンパクト化することで、5G対応スマートフォンを従来よりも薄く設計できるようになるでしょう。
そして、サポートされているメモリ容量が最大16GBとなっているのもポイントの一つです。Snapdragon 730では最大8GBまでのサポートとなっているため、この違いは大きいでしょう。
また、Snapdragonシリーズ全体の性能・技術が少しずつ進化していることにより、低価格でも高いパフォーマンスを発揮するスマートフォンが今後増えていくことも期待できます。
最近では先代モデルにあたるSnapdragon 710を搭載した機種が続々と発売されています。予想ではSnapdragon 735は2019年の第四半期に発表され、2020年前半の時期から市場のミドルレンジスマートフォンに搭載されることになると言われています。
Source: Suggestphone
ミドルレンジに5G載せて普及させるのが狙いかな?