Snapdragon 670が発表される。低価格ながら画像処理能力は高い。

本日、Qualcommは次期ミドルレンジ向けのプロセッサであるSnapdragon 670を発表しました。Qualcommは5月に新たなミドルレンジ向けのプロセッサ、Snapdragon710を発表したばかりです。8月に入ってやや下位に位置づけられる600番台シリーズでも新しいプロセッサを発表した形になります。

Snapdragon 670はSnapdragon 710と同じCPUであるKryo 360を搭載します。これは2.0GHz+1.7GHzのオクタコアプロセッサで、処理能力は必要十分でしょう。ちなみにGPUはAdreno 615を搭載しており、これも上位のSnapdragon 710と同じものです。

Snapdragon 670は最近の流行りであるデュアルカメラや、それに伴う深度合成などの画像処理などのマルチメディア機能の処理が得意なプロセッサになるようです。

画像処理などを行うDSPは、当社最上位機種のSnapdragon 845で使われるHexagon 685を搭載し、フラッグシップモデルに負けず劣らずの画像処理機能を持たせることが可能です。また、ISPはSpectra 250を搭載し、動画撮影時の消費電力が少なくなり、より高画素のカメラを搭載でき、4K動画も楽々処理できます。

上位のSnapdragon 710との差異は通信モデムの性能です。

Snapdragon 670はX12モデムを搭載し、ダウンロード600Mbps、アップロード150Mbpsまでサポートします。一方で、Snapdragon 710はX15モデルであり、ダウンロードが800Mbpsまでサポートされます。

とはいえ、600Mbpsもあれば4K動画のストリーミングも十分できるはずですし、何しろディスプレイ解像度が4K以上のスマートフォンは少ない上、通信容量のことを考えると動画ストリーミングをするのもなかなかないと思います。

Snapdragon 670はすでに出荷開始されており、Snapdragon 670搭載のスマートフォンは年内には登場する見込みです。ベンチマークスコア、そしてSnapdragon 670を搭載した実際の製品のカメラ性能に注目です。

Source: Qualcomm公式