安さと性能を兼ね備えたSnapdragon 600シリーズ。
最近ではこのSnapdragon 600シリーズを搭載したミドルレンジ端末が、コスパが良いということで人気があります。
今記事では、主にミドルレンジモデルに採用されている「Snapdragon 636」のスペックやベンチマークについて解説していきたいと思います。
仕様・特徴
Snapdragon 636はミドルレンジ向けである「Snapdragon 600シリーズ」の1つです。2017年11月に、同年に発売されたSnapdragon 630とSnapdragon 660の間を埋める形で発売されました。
CPUは「Kyro 260」を搭載し、Snapdragon 630に比べて40%もパフォーマンスが向上。また、「Adreno 509」を搭載したGPUもSnapdragon 630に比べて10%もグラフィック性能が向上しています。
Antutuスコア
次にSnapdragon 636を搭載した端末のAntutuベンチマークを見てみましょう。
端末によって多少のばらつきはありますが、だいたいトータルスコアは11万前後くらいになります。Snapdragon 630のトータルスコアが8万〜9万、Snapdragon 660は約13万なので、ちょうどその中間くらいのスコアになります。
スペック詳細
Snapdragon 636 | |
製造プロセス | 14nm |
CPUコア | Kyro260 |
物理コア数 | 8 |
最大動作クロック数 | 1.8Ghz |
GPUコア | Adreno509 |
ISP | Spectra 160 |
カメラ | 24MP,16MP |
統合型DSP | Hexagon 680 |
APIサポート | OpenGL ES 3.2, OpenCL 2.0 full, Vulkan, DX12 |
メモリコントローラー | LPDDR4,1333MHz,8 GB |
統合型モデム | Snapdragon X12 LTE |
通信仕様 | LTE Cat12 下り最大600Mbps |
Snapdragon 636を搭載した端末は2〜3万円という価格で、比較的スペックを必要とするゲームも楽しめるという評判があります。「価格を抑えたいがある程度のスペックもほしい」という方にとって魅力的な端末になるのではないでしょうか。
Source:Snapdragon
>チップセット「Snapdragon 636)
変換ミスしてますよ。
せっかく3機種分のベンチ並べてもその差についての考察とかはしないのであれば
ライバルに当たるSOC、P60-70あたりか、それこそSD630でも比較用に並べた方が
有用な記事になりえるのではないかと提案します。